かまぼこの飾り切りに挑戦!華やぐおせち料理

おせち料理や祝い膳など、おめでたい料理にかかせない食材「かまぼこ」。紅白の鮮やかな色合いは目にするだけで楽しい気分になりますよね。紅は「慶び」や「魔除け」を、白は「清浄さ」や「神聖さ」を表しているとされており、切り口の半円形は日の出のように見えることから、新年の門出を連想させるおめでたい食材として、好んでおせち料理に使われてきました。

紅白のかまぼこを切り分けて交互に並べるだけでも華やかですが、なんとなくいつも代わり映えしないとお悩みの主婦の方、今年は「飾り切り」にチャレンジしてみませんか? 繊細な日本料理の技術のひとつである飾り切りは難しいと敬遠されがちですが、実際にやってみると意外と簡単! おせち料理が一気に華やぐことまちがいなしです。初心者でも作りやすい、飾り切りを7つ選んでみました。

かまぼこの飾り切りの作り方
2015_a01_02.jpg

まずは「松葉」に挑戦!
2015_a01_03.jpg

切り方にちょっとだけ手を加えた、初級編の飾り切りからチャレンジしてみましょう。年神様が宿るとされる「松」はお正月を代表する縁起物です。

1. かまぼこを1cm幅に切る。

2. 左右互い違いに切り込みを入れる。
2015_a01_04.jpg

3. 切った部分を逆方向にねじり、交差させて止める。
2015_a01_05.jpg

かわいい「うさぎ」を作ってみよう
2015_a01_06.jpg

こちらも比較的簡単な「うさぎ」。うさぎの耳をイメージしたひねりがポイントです。

1. かまぼこを1cm幅に切る。

2. かまぼこの山を2/3まで切る。
2015_a01_07.jpg

3. 切った山に切り込みを入れる。
2015_a01_08.jpg

4. 切り込みに切った山の先端をくぐらせる。
2015_a01_09.jpg

5. くぐらせた先端をかまぼこに添わせ、かたちを整える。

縁起物「結びかまぼこ」でおせちに華やぎを!
2015_a01_10.jpg

「縁を結ぶ」という意味合いから、「結ぶ」をかたどった食材は縁起物としておせち料理の定番になっています。かまぼこでも簡単に作ることができますよ。

1. かまぼこを1cm幅に切る。

2. 左右互い違いと中央に切り込みを入れる。
2015_a01_11.jpg

3. 山の部分の切り込みを上から、下の部分の切り込みを下から中央の切り込みに通す。
2015_a01_12.jpg

慣れてきたら中級編「松」にチャレンジ!
2015_a01_13.jpg

初級編の松葉から華やかさが一段と増す中級編の「松」は、丁寧に仕上げるのがコツ。薄く切って松の繊細さを表現するため、かまぼこが切れないように注意しましょう。

1. かまぼこを5mm幅に切る。

2. 3mmの幅に切り込みを入れる。
2015_a01_14.jpg

3. 切り込みを入れた部分に爪楊枝を使って丁寧に折り込んでいく。
2015_a01_15.jpg

松から「鶴」にアレンジ
2015_a01_16.jpg

松を作ることができたら、「鶴」にアレンジしてみましょう。切り込みをすべて折り込むとまるでいまにも羽ばたきそうな鶴に!

1. かまぼこを5mm幅に切る。

2. タテ・ヨコ、それぞれに3mm幅の切り込みを入れる。
2015_a01_17.jpg

3. 爪楊枝を使って丁寧に折り込んでいく。
2015_a01_18.jpg

お重に花を添える「蝶」
2015_a01_19.jpg

ごちそうという名の「花」に誘われて、蝶が舞い降りてきたような飾りかまぼこ。かまぼこを半分に切ったちょう切りで作るので、お重の小さなアクセントになりますよ。

1. かまぼこを6mm幅に切る。

2. いちょう切りにして切った面に3mm幅、側面の上下にそれぞれ切り込みを入れる。
2015_a01_20.jpg

3. いちょう切りにして切った面に3mm幅の切り込みを広げ、扇型に開いてくぐらす。
2015_a01_21.jpg

おめでたい気持ちを表す「祝」
2015_a01_22.jpg

華やかさが特徴の「祝」という飾り切り。紅と白を並べてお祝い気分を盛り上げてみてはいかが?

1. かまぼこを9mm幅に切る。

2. 3mm幅に切り込みを入れ、横に2つ切り込みを入れる
2015_a01_23.jpg

3. 切り込みに1枚ずつ通す。
2015_a01_24.jpg

ちょっとした工夫で美しくお重を彩ることができるかまぼこの飾り切り。繊細な日本食ならではの食文化を、お正月のおせち料理のアレンジで表現してみませんか?

また、かまぼこはふだんのお弁当の彩りにも活躍します。かまぼこのピンクと白はキュウリの緑や卵の黄色との相性も抜群です。薄くスライスしたかまぼこをクルクル巻くとお花ができます。中心に卵、花の周りにキュウリを添えればお弁当が一気に華やぎます!

あまったかまぼこの活用法!

お節料理に入れてあまったかまぼこ。一度開封したものは、賞味期限に関わらず早めに使い切りたいですよね?

そのまま食べてもいいのですが、ちょっと味付けを変えると飽きることなく食べつくせるでしょう。簡単に作れるかまぼこを使ったレシピを2つご紹介します。どちらも火を使わないのでお子さんと一緒に作ってもいいですね! 切るところまでやっておけば、あとは混ぜたり挟んだりするだけなので、小さなお子様も安全です。

かまぼことキュウリの中華風サラダ

1、かまぼことキュウリを細切りに。

2、調味料を合わせてドレッシングを作ります。

 (酢:醤油:砂糖:ごま油=2211)※お好みで調整してください

3、混ぜ合わせれば完成!

簡単!かまぼこサンド

1、かまぼこを1cmくらいの厚さに切って真ん中に切れ目を入れる。

2、お好みのものを挟めば完成!

 (大葉、梅肉、マヨネーズ、チーズ、たらこなどお好みのもの)

文&写真:ねこ りょうこ

スタイル提案の記事を中心に執筆。モットーは『食べることは生きること』。今日もおいしい食材を求め、日本全国を取材活動中。

関連記事