ムール貝の下処理

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ワイン蒸しやパエリア、ブイヤベースなどに用いる「ムール貝」。黒々とした殻が特徴的な貝です。日本では「イガイ」「ムラサキガイ」「カラスガイ」と呼ばれる種がその仲間です。

殻ごと調理するムール貝は、丁寧な処理が大切です。そこで今回は、おいしく調理するための下準備をご紹介しましょう。

ムール貝の下処理

手順

  1. ムール貝をたわしでこすり、表面の汚れをきれいに落とす。
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  2. 貝からはみ出ている足糸(そくし)を包丁で引いて取り除く。
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  3. ボウルに水と塩大さじ1を入れて塩水を作り、10分ほど置く。
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  4. ザルに上げて水気を切る。

世界中で食べられているムール貝

ムール貝とは、ヨーロッパ原産のイガイ科のムラサキガイのことです。殻長は約6~8cmが一般的で、長三角形をした黒紫色の殻を持ちます。

ムール貝の身はとてもやわらかくコクがあり、ヨーロッパでは昔からブイヤベースや白ワイン蒸し、スープ、パスタなどに使われてきました。

世界のムール貝の漁獲量は約130万トン。同じ貝類のカキが97万トン、ホタテは150万トンという数字からもわかるように、消費量が多いことがわかりますね。

ムール貝の原産地は地中海周辺ですが、現在は世界中に分布しています。日本では沖縄を除き、北海道から九州まで生息。日本全国で食べることができますよ。

ムール貝の旬は7~8月頃とされていますが、近年は養殖が盛んになり、1年を通して流通しています。

ムール貝とカラスガイの違いとは

カラス貝とは、淡水にすむ二枚貝のことを指します。一方、ムール貝はイガイ科の貝の総称です。スーパーではさまざまなネーミングがありますが、基本は同じものと考えて良いでしょう。

新鮮なムール貝の見分け方

ムール貝は大きいほどおいしいとされています。くわえて重い方が、より実入りが良いので選ぶ際にチェックしましょう。新鮮なムール貝は活きていることにまさるものはありませんが、手に入らない場合はできるだけ水揚げされて間もない物を選びましょう。

鮮度が落ちたムール貝は独特の生臭さがあります。パック売りの場合は難しいかもしれませんが、大きさ、重さ、ニオイがチェックできるお魚屋さんに売っている場合は試してみて。

ムール貝のおいしい食べ方

ムール貝のうまみをスープごと楽しめるレシピが「ワイン蒸し」です。フライパンにオリーブオイルとニンニク、刻んだパセリを入れ、香りが立ったらムール貝と白ワインを投入。フタをして殻が開けばでき上がり。ムール貝のうま味が溶け出したスープに、バゲッドをひたしていただきましょう。簡単でありながら本格的な地中海料理が味わえますよ。

そのほか、パスタやパエリア、ブイヤベースに加えてもおいしいムール貝。正しい下処理でおいしくいただきましょう!

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