魚・貝のレシピ
高級食材ウニの簡単レシピ!ウニ(雲丹)のさっぱりクリームパスタ
高級食材ウニの簡単レシピ!ウニ(雲丹)のさっぱりクリームパスタ
1年中美味しく食べられる高級食材「ウニ」ですが、一番おいしい季節は初夏!ウニはせっかくの高価な食材なのに、実はあまりアレンジをする楽しみが少ない食材で、ウニが手にはいっても、ついつい色気のないうに丼しかレシピのバリエーションがない、という人がほとんどなのではないでしょうか?
今回は、そんなアレンジレシピがあまり知られていないウニのおしゃれなレシピをご紹介。
ウニ本来のうま味を引き出しながら、日本の海鮮らしく、さっぱりとした仕上がりのクリームパスタをつくってみましょう。
ウニ(雲丹)のさっぱりクリームパスタのレシピ
【材料】(2人分)
・パスタ 150g
(クリームソース)
・ウニ 50g
・牛乳 75cc
・バター 10g
・玉ねぎ 1/4個
・酒 45cc
・塩 一つまみ
・こしょう 少々
[トッピング]
・いくら 15g
・紫蘇 1枚
《下準備》
材料を準備します。
・玉ねぎをみじん切りにしておきます。
・紫蘇をみじん切りにしておきます。
《作り方》
1.パスタをたっぷりの湯に塩(分量外)を入れて表示時間分茹でます。
気持ち1分ほど早めに上げます。
2. フライパンにバターを溶かし、玉ねぎのみじん切りをしんなりするまで炒めます。
3. 酒を加えて少し煮詰めたら、牛乳を加えて再び煮詰めます。
4. 火を止め、ウニを加えて木べらでつぶしながら混ぜます。
この時に、お好みで塩こしょうで調味します。
5.茹で上がったパスタをフライパンに入れ、ほんの少しだけ火にかけたら完成です。
6.最後に、お皿に盛り付け、いくらや刻んだ紫蘇をトッピングします。
《今回のレシピのポイント》
クリームパスタを作る際には生クリームを使うことがほとんどですが、今回はメインの食材がウニなので、濃厚なウニをさっぱりといただくために、生クリームの代わりに牛乳を使ってさらりと仕上げました。
さっぱりとして口当たりで、食べやすいのでついついおかわりしてしまいたくなります。
トッピングで使用したいくらは、見た目を華やかにするだけでなく、程よい塩気が味のアクセントになりますので是非使ってみてください。
紫蘇の代わりに細ネギや刻みのりで代用されても美味しくいただけます。
だれでも簡単に作れる「パスタ」でのアレンジレシピなので、難しい手順は特になく、どなたでも美味しく作ることができます。
高級食材「ウニ」
「ウニ」は感じで、海胆または、海栗と書きます。前者は胆(きも)の字は人間の肝臓に外形が似ているから、後者は栗のイガに似ていることが由来とされています。
塩漬けしたものは雲丹(うに)と書き、生のものと区別して使います。少しややこしいですね。
旬は春から秋にかけて、特に初夏は最も品質がよいとされています。
ウニは世界に800種以上、日本近海だけでも100種を越えると言われていますが、一般的に流通しているのは、「ムラサキウニ」「キタムラサキウニ」「バフンウニ」「エゾバフンウニ」の4種類です。ムラサキウニ系を「白うに」、バフンウニ系を「赤うに」と呼んでいます。赤の方が甘みが強く、身のしまりも良いで美味しいとされています。
価格も一般的に赤の方が高めですが、白の少ない冬場には逆転する事もめずらしくないとか。
「ウニ」の簡単アレンジ
今回ご紹介した、「ウニのクリームパスタ」は難しい手順は特にないので、どなたでも美味しく作ることができます。
高級食材の「ウニ」というと、アレンジレシピも敷居が高いように感じられますが、今回は簡単に作れるパスタでのアレンジレシピをご紹介しました。
簡単料理の代表であるパスタでのアレンジレシピで、高級食材「ウニ」も一気にアレンジしやすい身近な食材にかんじられませんか?
ウニの様々なレシピ
「ウニ」というと、ついつい「お寿司」か「ウニ丼」の2択を思い浮かべられる方も多いかと思いますが、実は、今回ご紹介したクリームパスタ以外にも様々な美味しいアレンジレシピがあります。
いくつか、オススメのアレンジレシピをご紹介させていただきます。
・卵焼き
意外にウニのアレンジレシピで多いのがこちら。
しっかりと過熱してしまうよりも、ウニの生感を殺さず、卵もとろとろに仕上げるオムレツ風が人気です。
・お茶漬け
丼にはもう飽きてしまった、という方にオススメなのがこちら。
出汁とウニのハーモニーが最高です。
・ディップソース
柔らかい「ウニ」だからこそできるレシピ。
クラッカーに、パンに、ディップパーティーのメインソースとして用意されていたら、すぐになくなってしまいそうですね。
・生ウニの醤油パスタ
今回はクリームソースパスタを紹介しましたが、同じパスタでオススメなのがこちら。
ウニ丼と変わらない構成でありながら、ごはんをパスタに変えただけで、一気に違った味が楽しめます。
・ウニシュウマイ
シュウマイの具材にウニを使うという、一味変わったレシピ。
ウニの柔らかさがなんとも言えない触感になります。
・そのまま
アレンジレシピと言いましたが、やはりウニそのものの味を楽しむには、生でそのままいただくのもオススメです。
ウニが美味しい季節のちょっぴり贅沢レシピに
なかなかアレンジレシピが思いつかない「ウニ」ですが、簡単なパスタで、ちょっぴり贅沢をしたい気分の日のレシピにいかがでしょうか?
是非お試しください^o^/
越前かに問屋ますよね 店長 橘高 友樹