魚介のコクがたまらない!たっぷりシーフードのスープカレー

魚介のコクがたまらない!たっぷりシーフードのスープカレー

魚介のコクがたまらない!たっぷりシーフードのスープカレー

所要時間約40分※下準備を除く (4~5人分)

シーフードのスープカレー_完成.jpg

プロのスープカレーをご家庭で作ってみませんか?素材本来の味を楽しむなら、サラッとしたスープカレーがおすすめです。色んな素材を使って、シーフードの旨味を引き出しましょう。特製のコクのあるルー、たっぷりの野菜と魚介がベストマッチ。野菜の栄養もたっぷりと取れるのもうれしいですよ。

魚介のコクがたまらない!たっぷりシーフードのスープカレー

【材料】

・カレー粉 大さじ2~2.5

・清酒 200㏄

・水 800㏄

 

[A]

・太白ごま油 大さじ2強

・にんにく(みじん切り) 小2かけ

・玉ねぎ(みじん切り) 中2個分

 

[B]

・牡蠣(塩水で洗って水切りしておく) 1パック

・いか(下処理済み可 1.5cm輪切り) 小1杯

・エビ(殻をむいて、背開きしておく) 200~250g

・あさり(事前に砂抜きしておく) 240g

 

【野菜】

・長芋(皮むいて、1cm幅の半月切り) 150g

・マッシュルーム(大きければスライス、小さければ二等分に切る) 150g

・ミディートマト(湯むきしたもの) 400~450g

・たけのこ水煮(かたい部分は5mm幅、穂先はくし形切りに切る) 70g

・ナス(長さ2等分の縦に4つ割り) 小1~2本

・ズッキーニ(7mm幅の輪切り) 100g

・せり(ざく切り) 150g

 

[調味料]

・中濃ソース 大さじ1

・ナンプラー 小さじ1強

・トマトケチャップ 大さじ2強

・醤油 小さじ2/3~1

・塩こしょう 各適量

《下準備》

・野菜は、表示通り切っておく。

・牡蠣は塩水で洗っておき、水気を拭いておく。

・エビは殻をむき、背開きしてワタをとっておく。

・いかは下処理済みでない場合、軟骨とワタをとって切り分ける。エンペラと胴を離し、皮をはがし、1~1.5cm幅に切っておく。足は吸盤をしごきとり食べよく切る。

・あさりは砂抜きをしておく。

・たけのこは、かたい部分と柔らかい部分を分けておく。

 

《作り方》

スープカレー①.JPG

  1. あらかじめ砂抜きしておいたあさりを、流水で洗い、砂を洗い流す。さらにこすり洗いをしてから、ザルなどで水気を切っておく。 

スープカレー②.JPG

2、フライパンに[A]を加え中火にかける。玉ねぎが透き通ってきたらカレー粉を加えて、さらに炒めて火を止める。玉ねぎの水分だけでカレー粉を混ぜ合わせることで、スパイスの香りを引き立たせることができる。

 スープカレー③.JPG

3、大きめの鍋を用意し、2を移し替える。そこに酒と水を注ぎ入れ強火にかける。

スープカレー④.JPG

4、3にあらかじめ準備しておいた長芋とたけのこのかたい部分を加える。沸騰後、弱めの中火で火が通るまで煮る。

スープカレー⑤.JPG

5、4の鍋にマッシュルームとミディートマト、たけのこのかたい部分と1のあさりを加え10分程度煮る。

スープカレー⑥.JPG

6、フライパンに油を少々熱し、ナスとズッキーニ、たけのこ水煮の柔らかい部分を入れこんがりと焼きつける。

スープカレー⑦.JPG

7、5に6を加えて沸騰させ、牡蠣、エビ、イカを加え再び沸騰させる。

スープカレー⑧.JPG

8、7に[調味料]を加える。味をみて足りなければ塩、こしょうで味をととのえる。最後に、せりを加えて完成。

 

《今回のレシピのポイント》

・牡蠣やエビ、イカなどはさっと火を通す程度で火を止めます。火が入りすぎると、魚介類の美味しさを逃してしまいます。

・カレー粉の量は好みで調節しましょう。

・あさりの砂抜きは、しっかりと行っておきましょう。最低1時間前から、砂抜きは行っておくとよいでしょう。

・野菜は、焼き付けてから加えることでおいしそうな仕上がりになります。

・煮詰まれば水を足しましょう。

 

スープカレーって何?              

スープカレーとは、口当たりがさらさらした、スープ状のカレーです。

中国・朝鮮の薬膳スープ、南インド・スリランカ・インドネシア・タイなどの汁気の多いカレーなどをヒントに、札幌の喫茶店「アジャンタ」が発売したものが発祥とされています。

 

普通に「カレーライス」と呼ばれているものは、「ルーカレー」と呼んで区別され、スープカレーとは全くの別物です。また、「インドカレー」と呼ばれるあまりとろみのない汁気の少ないカレーとも、「タイカレー」と呼ばれるココナッツを使用したカレーとも全然違っています。

一般的なルーカレーとの大きな違いは、小麦粉やバターを使用しないところにあります。

こちらのレシピ・作り方でも、小麦粉やバターを使用せず、玉ねぎの水分だけでカレー粉を混ぜ合わせることで、カレー粉本来のスパイスを際立たせています。

 

スープカレーの食べ方

スープカレーの特徴のひとつともいえるのが、その食べ方です。

ごはんと一緒に食べることが多いですが、どのように食べたらいいのでしょう?

基本的にスープカレーの食べ方は自由です!

ここでは、いくつかオーソドックスな食べ方を紹介します。

 

・ごはんをスプーンに乗せスープにひたす食べ方。

スプーンでごはんをすくってから、それをカレーに浸して食べる食べ方。ラーメンスープとごはんを食べる食べ方と同じ要領ですね。

 

・1サジごとスープをライスにかけて食べる

スープを1サジ毎、ごはんにかけ、スープをかけた部分をまたすくって食べる食べ方。サラサラだとこぼしやすいかもしれないですね。

 

・スープ、チキンを別々に食べるディナータイプの食べ方

スープをおかずにして、ライスを食べる食べ方。見た目には一番キレイかもしれないですね。

 

・ライスをスープに入れちゃう

ルーカレーの場合の食べ方と同じですね。大胆な食べ方ですが、一番食べやすい形です。

 

・スープのみを楽しむ

ごはんと一緒には食べず、スープのみを楽しむ食べ方です。

スープカレーはルーカレーと違って、その具材がメインになることも特徴の一つなので、スープのみでも十分に楽しめそうですね。

また、ごはんではなく、パンと合わせて食べられることも多いようです。

いかがですか?

自分なりの食べ方を見つけて、更にスープカレーを楽しんでみてください!

越前かに問屋ますよね 店長 橘高 友樹

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