
魚・貝のレシピ
うなぎと菜の花の粒こしょう和え~ゆずこしょう風味~
うなぎと菜の花の粒こしょう和え
~ゆずこしょう風味~
暑い日や体調を崩しがちな時こそ、やっぱり食べたいのが「うなぎ」。スタミナアップに欠かせませんよね。今では当たり前になった土用の丑の日ですが、夏場に売れにくくなるうなぎを、夏バテする季節だからこそ、もっと食べてもらおうと思い、土用の日として売り出したとか。うなぎのレシピといえば、シンプルなうな重や、うなぎの柳川風など定番のお料理も多いですよね。今回は、菜の花の酸味とうなぎのうま味を組み合わせて、おかずやお酒の肴にもなるレシピをご紹介します。土用の丑の日には、ぜひとも作っていただきたい一品。ぜひ挑戦してくださいね!
所要時間約15分※下準備を除く (4人分)
【材料】
・うなぎ 大1枚
・菜の花 2束
[A]
・米酢 大さじ1
・醤油・薄口しょうゆ 各小さじ1/2
・太白ごま油 小さじ1
・ゆず胡椒 少々
・あればすだちやレモンの皮 少々
[その他]
・粒こしょう 小さじ1/2弱
・小麦粉 適量
《下準備》
・菜の花は、ゆでる直前に水に放ち花を開かせてから使用する。
・あらかじめ菜の花はさっとゆでておき、手早く冷ましてから食べよく切っておく。
・[A]はあらかじめ混ぜ合わせておく。
・うなぎのたれが多くついている場合は、キッチンペーパーなどで表面をふく。
・すだちやレモンの皮は、しっかりと洗ってから皮の表面のみをグレイターなどですり下ろして用意しておく。なければ、おろし金などを使って皮の表面のみ削る。白い部分が入ると苦くなるので注意すること。
《作り方》
1、うなぎは長ければ長さを2~3等分に切り、両面に小麦粉をまぶす。《ポイント》小麦粉は、できるだけ均等にうなぎにまぶすようにする。余分な小麦粉は両手で軽く叩くようにはたいておく。

3、2が冷めたら縦半分に切ってから、幅1.5㎝に切る。《ポイント》うなぎは必ず冷めてから切ること。熱いうちに切るよりもきれいに切れる。包丁を手のひらで、押さえる形で体重を刃にかけて切る。包丁は切るたびに、少し刃を水でぬらすと身離れがよくなる。



《今回のレシピのポイント》
・各手順に、ポイントを詳しく載せています。参考にしてください。
・うなぎは両面に小麦粉をまぶし、じっくりと焼くことで香ばしい仕上がりになります。
・うなぎをフライパンで焼くときは、じっくりと弱火で焼きましょう。フライパンはフッ素加工を使ってください。焦げないように、気を付けましょう。
・菜の花はほうれん草や水菜でもよいでしょう。どの青菜も、さっとゆでて冷水にとり水気を絞ってから使います。ルッコラなどを使う場合は、生のままで使用するとよいでしょう。
・菜の花や青菜は、季節や購入場所によって束の量が変わってきます。その時は、味を見ながら[A]の調味料を加減して味を見ながら調えましょう。
・粒こしょうのアクセントがあるので、全体的の味にメリハリがつきます。
・粒こしょうは、色味がいろいろあるものを用いると見た目も鮮やかになります。
是非夏バテ防止に取り入れてみてください^^/
越前かに問屋ますよね 店長 橘高 友樹