カニ飯 椎茸入り

カニ飯 椎茸入り

                     

IMG_8032.JPG 

福井県の特産である「カニ」を素材にして、たくさんの方に親しまれているカニ飯。「カニを具材にして、手軽に豪華な料理が作りたい」「カニを使って、ご飯ものを作りたい」「余ったカニの身を活用した料理にチャレンジしたい」それならカニの風味を活かして、カニ飯を作ってみてはいかがでしょうか。炊飯器のふたを開けると、中からカニと椎茸の香り、出汁と磯の香りが合作し、食欲を刺激します。たっぷりとつまったカニの足、椎茸と出汁のうまみがたまらないはず。ぜひ福井県のコシヒカリなどを使ってみるのがおススメです。ご飯の一粒一粒に、カニの旨味が染み渡っていますよ。

 

 

 

所要時間約60分※下準備を除く (4~5人分) (作りやすい分量)

 

【材料】

カニ足ポーション 200g

椎茸(スライス) 3枚

米 3合

昆布 5センチ×5センチ

 

[A]

日本酒 30cc

塩 小さじ1弱~2弱

味醂 少々

 

[その他]

柚子の皮 好みで

レモン皮、山椒、七味、ごまなど お好みで

 

《下準備》

・あらかじめカニ足ポーションを解凍しておく。水気はキッチンペーパーでおさえて取り除くこと。

・調理用にカニ足ポーションを用意し、身だけにしておく。

・椎茸は汚れていなければ、濡れ布巾でふくだけでもよい。

・椎茸を洗う場合、水で洗い、包丁でジクを取る。

・椎茸を食べやすい大きさにスライスしておく。

・出汁に使う昆布を用意しておく。

・昆布は濡れ布巾でふいてから使用する。

・お米はあらかじめ洗っておき、ザルに30分程度あげておく。

 

《作り方》

 

1、カニに[A]の下味をまんべんなくまぶす。上下をひっくり返し、なじませること。

《ポイント》

カニに下味をつけることで、炊き上がりの仕上がりがよくなる。下味をつけた後、カニのエキスがつまった汁を使うので、水分は残しておくこと。

2、洗ったお米を炊飯器に入れ、1の下味の時にでた汁を加える。

《ポイント》

水分量がかわらないようにするため、カニを少ししぼり、汁気を取ること。下味のときに出た汁を加えることで、ご飯にカニの風味をとじこめることができる。次の工程で、炊飯用の水を注ぐため、この時点で汁を十分に加えておくこと。

 


 

3、2に炊飯器の目盛り通りの水を加え、ざっくりと混ぜ、お米をならしてから、昆布、椎茸、カニをのせて炊く。(炊き込みご飯の設定があれば、所定の設定時間で炊くとよい)

《ポイント》

下味の時の汁がご飯になじむように、水を注ぎ、ざっくりと混ぜておくとよい。出汁をとるため、昆布、椎茸の順番で入れること。また、カニの身を下にすると、カニの身が崩れてしまうため、カニのかたちをできるだけ残していただく場合は、必ず一番上にカニをのせること。

4、炊き上がったら昆布を取り出し、カニの身をほぐし、軟骨などをとる。

《ポイント》

盛り付け用に数本のカニ足は、そのままよけておくとよい。お椀に盛り付ける前にカニの身をかるくほぐし、軟骨を取ること。

5、ご飯は鍋肌にしゃもじを入れ、ぐるっと一回りし、十文字にしゃもじで切るように入れる。そして天地返しをした後、醤油を適量回しかけ風味をつける。あれば柚子の皮をちらしたり、お好みで山椒をふったり、味が足りなければ塩をふるなどして調整するとよい。

《ポイント》

まずはカニ本来の風味をいただくため、何もつけずにいただくとよい。塩加減や味付けを確認し、香りづけにゆずの皮、レモンの皮をちらし、山椒や七味唐辛子、香り醤油をまわしかけていただくとよい。彩りに三つ葉や水菜を添えると、彩りもよくなる。

 

《今回のレシピのポイント》

・カニは殻付きのポーションタイプでもおススメです。その場合は、軟骨などはしっかりと取り除きましょう。

・きのこはお好みで、しめじやマイタケもおすすめです。ただ、きのこの水分量でご飯の炊き上がりが変わってくるので、水分量には気を付けましょう。

・カニの塩気と塩で味を調えるので、できるだけミネラル分の多い美味しい塩を使いましょう。味が格段にアップします。

 

≪アレンジレシピ≫

・カニ飯の焼きめし

フライパンを火にかけ、バターを熱する。玉ねぎのみじん切り、みじん切りの生姜を加える。火が通ったら、溶き卵を入れ、すぐにご飯を加え、鍋返しで炒めていく。弱めの中火にし、少しずつご飯をほぐしながら炒めたら完成。

・カニ飯のおにぎり

まずカニ飯を三角や丸型など、お好みの形に握る。カニ飯を焼きおにぎりにするのもおすすめ。醤油をつけて全体をこんがり焼くと美味しい。

 

 

 

関連記事