
魚・貝のレシピ
栄養もバッチリ!スナップエンドウと新ジャガ入りのひじきの煮もの
「旬の食材を使った料理にチャレンジしたい」「栄養たっぷりのひじきを食卓に取り入れたい」それならスナップエンドウと新ジャガを使って、ひじきの煮ものを作ってみませんか。カルシウムや食物繊維が豊富なひじきは、日々の健康にとって強い味方です。乾燥タイプのひじきは常備できるため、色んな料理に重宝します。一見すると、家庭料理の定番である「肉ジャガ」のような料理ですが、お肉を使わないため、とってもヘルシーです。低カロリーでありながら、野菜や海藻をたっぷりと取り入れることができますよ。
所要時間約45分※下準備を除く (3~4人分) (作りやすい分量)
【材料】
乾燥ひじき 30g
新ジャガイモ 3~4個
油揚げ(油抜きしたもの) (小)1枚
スナップエンドウ(筋を取ったもの) 10本~
[A]
水 500cc
醤油 大さじ3弱
清酒 50cc強
キビ砂糖 大さじ2
みりん 少々
菜種油 大さじ2
醤油 適量
すり胡麻 適量
《下準備》
・ひじきを戻すためのボウルを水に用意しておく。
・新ジャガイモは水で洗い、皮をむく。
・油揚げはあらかじめ油抜きしてあるものを選ぶとよい。
・スナップエンドウは筋を取っておき、さっと塩茹でしておく。
・あらかじめ[A]を分量通りに用意し、混ぜ合わせておく。
《作り方》
1、ひじきは洗い、たっぷりの水につけて、20~30分ほどかけてもどす。
《ポイント》
できるだけたっぷりの水をボウルに用意し、ひじきがふっくらとする程度まで戻す。
2、ザルにあげ、水気をしっかりと切る。
《ポイント》
ひじきをザルにあげると、底に砂や小さなゴミが付着していることがあるため、丁寧にザルに移すこと。ざっと水洗いし、キレイになるまで水洗いを続ける。小さなお子様向けには細かく刻んでもよい。
3、新ジャガは皮をむき、一口大に切って水にさらしてから水気を切る。
《ポイント》
新ジャガイモを切る際、食感を残したい場合は小さくなり過ぎないようにするとよい。水にさらすことで、変色を防ぐことができ、表面に染み出ているデンプン質を洗い流すことで、炒めたときにキレイに仕上がる。ただし、あまり長時間、放置しないようにすること。水にさらし過ぎるとと栄養が奪われてしまう。
4、フライパンを用意し、油を中火で熱し、ひじきを炒める。
《ポイント》
ひじきの量、そして後で加える新ジャガイモの大きさを考えてフライパンの大きさを考えて準備すること。煮込んでいくため、小さめのフライパンだとあふれてしまう。ひじきは水分を含んでいるため、中火で炒めてもすぐには焦げ付かないが、強火で焦がさないようにすること。
5、ひじきに油がまわったら、ジャガイモと油揚げを入れて油がなじむまで炒める。
《ポイント》
ジャガイモが柔らかく煮えたら混ぜるときに、ジャガイモが崩れないように注意する。
6、5にあらかじめ合わせておいた[A]を加え、強火で火にかける。沸騰したらふたをして、中火で20分程度煮る。
《ポイント》
ご家庭の調理器具や火加減によって煮る時間は様子をみながら調整すること。
7、味をみて足りなければ、醤油、キビ砂糖で調味し、汁気がなくなるまで煮詰める。
《ポイント》
火が入るとジャガイモはやわらかくなり、より崩れやすくなる。あまり強くかき混ぜない程度に調理すると、ジャガイモのホクホクとした食感を残すことができる。
8、7にスナップエンドウを加え、器に盛り付けたら完成。
《ポイント》
あらかじめ湯通ししておいた緑色のスナップエンドウを加えることで、見た目の彩りが一段と良くなる。スナップエンドウがない場合、湯通ししたブロッコリーやカリフラワーでも代用できる。
《今回のレシピのポイント》
・乾燥ヒジキの料理はお好みによって増やしてもよいでしょう。
・できるだけ大きめの新ジャガイモを選ぶと調理がしやすいのでおすすめです。
・ひじきはストックできる海藻なので、いつも常備しておけば便利です。