
魚・貝のレシピ
ごちそうちらしずし
ちらしずしといえば、日本各地でお祝いやお祭りのときに食べられてきた大皿料理です。現在では人が集まるとき、手軽でかつ特別感のあるおもてなし料理として作られるようになりました。
今回は各地に伝わるちらしずしをヒントにした、個性豊かなちらしずしをご紹介したいと思います。
おもてなしに最適!ごちそうちらしずしのレシピ
まず、すし飯の作り方をご紹介します。
2合のお米を、昆布1切れとみりん少々を入れ、2合の目盛りよりやや少な目に水加減をして炊きます。炊き上がったらすぐ、お酢大さじ5、砂糖大さじ2、塩小さじ2で作ったすし酢を混ぜれば、おいしいすし飯のできあがりです。
カツオの手こねずし
志摩地方の漁師が、船上でとれたてのカツオをしょう油につけ、ごはんと手でこねて食べたのが名前の由来となっているそうです。
材料(4人分)
- カツオ(刺身用) 1本
- しょうが 1かけ
- しょう油 適量
- みりん 適量
- 卵 3個
- 万能ねぎ 2分の1束
- すし飯 2合
- 白ごま 適量
- 海苔 適量
作り方
- カツオを一口大に切ります。
- しょうがをおろし、しょう油とみりんを混ぜて、カツオを漬けます。
- 卵をわり、しょう油、みりんを加え、薄く焼きます。
- 3を細く切って錦糸卵にします。
- 万能ねぎを細かく刻みます。
- すし飯に、かつお、万能ねぎ、白ごまを混ぜます。
- 6の上に、錦糸卵とちぎった海苔を飾ります。
ほたて、サーモン、いくらの3色ちらしずし
北海道といえば新鮮な海の幸。人気の3品を使った豪華なちらしずしです。
材料(4人分)
- ほたて(刺身用) 8個
- サーモン(刺身用) 1柵
- 大葉 4枚
- 海苔 適量
- すし飯 2合
- 白ごま 適量
- いくら 200g
作り方
- ほたてとサーモンを薄切りにします。
- 大葉と海苔を細切りにします。
- すし飯と白ごまを混ぜます。
- 3の上に、ほたて、サーモン、いくら、大葉と海苔をいろどりよくのせます。
うなぎのちらしずし
うなぎと錦糸卵で、福岡の柳川名物せいろ蒸しをイメージしました。
材料(4人分)
- ごぼう 2分の1本
- 米 2合
- 酒 適量
- うなぎのたれ 適量
- うなぎのかば焼き 1尾
- みりん 適量
- しょう油 適量
- 卵 3個
- 青じそ 4枚
作り方
- ごぼうをささがきにします。
- 米を洗い、水を2合の目盛りよりやや少な目に入れ、酒、うなぎのたれ、ごぼうを加えて炊きます。
- うなぎをフライパンで酒蒸しにします。
- うなぎにたれをからめ、煮詰まったらとり出し、一口大に切ります。
- みりん、しょう油、卵を混ぜ、卵を薄く焼きます。
- 5を細く切り、錦糸卵を作ります。
- ごはんをよく混ぜ、大きな器に入れます。
- うなぎ、錦糸卵、細切りにした青じそをごはんの上にのせます。
焼きサバちらしずし
福井では、お祭りのときなどに名物「焼きサバ」を使った具だくさんのちらしずしが作られるそうです。
材料(4人分)
- サバ切り身 1枚
- しょう油 適量
- みりん 適量
- 砂糖 適量
- ちくわ 1本
- にんじん 2分の1本
- かまぼこ 3分の1本
- 干しシイタケ 2個
- きゅうり 2分の1本
- 卵 3個
- すし飯 2合
- 紅しょうが 適量
作り方
- サバは焼いて身をほぐします。しょう油、みりん、砂糖で炒るように煮ます。
- ちくわとにんじん、かまぼこを小さく切ります。しょう油とみりん、砂糖で干しシイタケといっしょに煮ます。
- 干しシイタケ、きゅうりを細く切ります。
- みりん、しょう油と卵を混ぜ、卵を薄く焼きます。
- 4を細く切って、錦糸卵にします。
- すし飯に、サバ、ちくわとにんじん、かまぼこを混ぜます。
- 6の上に、干しシイタケ、きゅうり、錦糸卵、紅しょうがをちらします。
ごちそうちらしずしで、素敵なおもてなしを!
いかがでしたか? いろどり豊かなちらしずしで、ぜひおもてなしのレシピの幅を広げてみてください。
参考: