便利なツナ缶を料理に使おう!ポテトとツナのおやき風

便利なツナ缶を料理に使おう!ポテトとツナのおやき風

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おやきといえば、野菜などの具材を小麦粉で包んだ信州地方の郷土料理として親しまれています。今回は便利なツナ缶を使い、ポテトや玉ねぎを加え、おやき風の料理に仕上げました。外はこんがり、中はホクホクとした食感がたまりません。塩加減を調整すれば、お子様でも食べやすいはず。たくさん作っておき、お弁当のおかずにしてもいいですね。おぼろ昆布を添えているので、一緒に食べても美味しいです。濃い目にしたい方はお醤油やソースなどを付けてアレンジしてみてもいいでしょう。

 

所要時間約40分※下準備を除く (3~4人分) (作りやすい分量)

 

【材料】

ツナ水煮缶詰 1缶

ジャガイモ 300g

玉ねぎ(みじん切り) 1/2個

ニンジンの葉(みじん切り) 少々

 

薄力粉 適量

 

塩コショウ 少々

キビ砂糖 少々

太白胡麻油 小さじ2

 

「ますよね」のおぼろ昆布 適量

好みの生野菜 付け合わせ用を適量

 

《下準備》

・ツナ缶の水気をきっておく。

・玉ねぎは皮をむき、洗ってからみじん切りにする。

・ニンジンの葉は洗ってからみじん切りにする。ニンジンの葉がなければ、パセリでも代用できる。

 

《作り方》

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1、ジャガイモは皮付きのまま、鍋に入れて水をはる。

《ポイント》

ジャガイモの芽をしっかりと取り除くこと。ジャガイモは皮付きで茹でることで、皮をむく手間を省くことができる。皮付きのため、茹でたときに煮崩れしない。今回は鍋で茹でているが、電子レンジや蒸し器を使ってもよい。

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2、1のジャガイモがやわらかくなるまで茹で、熱いうちに皮をむき、ボウルに入れてつぶす。

《ポイント》

茹でたてのジャガイモは熱くなっているため、火傷にはくれぐれも注意すること。熱いうちに皮をむくのがコツ。茹でた後は崩れやすいので、皮に身が付き過ぎないようにむく。ジャガイモ以外に好みでニンジンを加えたり、きのこを加えたり、栄養面を考えてアレンジしてもよい。

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3、あらかじめ用意しておいたツナ缶を加え、塩コショウ、キビ砂糖を加えて混ぜる。

《ポイント》

ツナ缶はノンオイルを選ぶとよい。ツナ缶の水気をきっておき、できるだけ汁気が入らないようにすること。水分が多いと焼くときに崩れてしまう。お子様向けには塩を少なくし、胡椒を控える。

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4、3に玉ねぎのみじん切り、ニンジンの葉を加え、なめらかになるまで混ぜる。

《ポイント》

玉ねぎのみじん切りはできるだけ細かく刻む。ニンジンの葉を加えることで、香りがよくなる。ニンジンの葉がない場合、パセリやバジル、ディルなどでも代用できる。おやきのタネには、味噌や野沢菜などを混ぜ込めば、郷土料理である“おやき”に近い仕上がりにすることもできる。

 

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5、4のタネを5~6等分し、薄力粉をまぶす。

《ポイント》

成形する際、手に油をつけるか、もしくは水を付けて行うと形を整えやすくなる。薄力粉をまぶすことで、おやきがフライパンにくっつきにくくなり、失敗して焦げにくくなる。タネは5~6等分が目安だが、好みによって大きくしてもかまわない。今回は熱したフライパンで焼いているが、揚げ油を用意し、コロッケにしてもよい。

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6、フライパンに太白胡麻油を熱し、5を並べ入れ、両面をこんがりと焼く。器に盛り付け、生野菜を添えたら完成。

《ポイント》

すでにポテトはボイル済で、ツナ缶、玉ねぎやニンジンの葉はそのまま食べることができるため、火を入れすぎなくてもよい。太白胡麻油を使うことで、食べたときに口の中に胡麻油の香ばしい風味が広がる。好みで生野菜、おぼろ昆布を添えると美味しい。

 

《今回のレシピのポイント》

・お子様から大人まで幅広く美味しく食べることができるレシピです。

・ポテトのおやきですので、崩れないように丁寧に調理を進めましょう

・中に入れる具材を自分なりにアレンジするのも楽しいです。

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