寒い日にうれしい!サンマのつみれとほっくり大根の煮物

寒い日にうれしい!サンマのつみれとほっくり大根の煮物

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「秋の味覚であるサンマを食卓に取り入れたい」「普段とは違ったサンマの料理がしたい」それならこんなサンマのつみれとほっくり大根の煮物を作ってみてはいかがでしょうか。サンマは美味しいだけでなく、栄養もバッチリです。つみれにすれば、魚が苦手なお子様もグンと食べやすくなるはず。調理工程のポイントは、サンマのつみれに火を通して、出汁が出てから調味すること。サンマの出汁が煮物に染み込み、より一層美味しくなります。カラダもポカポカになりますよ。

 

所要時間約45分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)

 

【材料】

サンマ(開いてあるもの) 2尾

 

[A]

味噌 小さじ2/3

ショウガ汁 小さじ2/3

日本酒 大さじ2/3

薄力粉 大さじ2

 

白ネギ(みじん切り) 大さじ2

 

大根 400g

エノキ(根を取り3等分) 1/2袋

 

[B]

昆布だし 600cc

清酒 大さじ1.5

 

[調味料]

醤油 大さじ2弱~

清酒 大さじ1

キビ砂糖 大さじ2/3

 

《下準備》

・大根は皮をむいてから大きめの乱切りにしておく・

・[A]のショウガはすりおろしておく。

・白ネギはみじん切りにしておく。

・エノキは石づきを取り、2~3等分の長さに切り、根本はほぐしておく。

 

《作り方》

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1、サンマは水で洗ってから水気をしっかりと切り、キッチンペーパーで水気をふき取る。

《ポイント》

サンマは開いてあるものを選ぶと調理がはかどる。開いていない場合、頭を切り落とし、腹ワタを取り除き、腹の中までよく洗い、三枚におろす。魚の臭みを抑えるため、水気はしっかりとふき取っておくこと。サンマはできるだけ鮮度の良いものを選ぶと臭みが軽減される。

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2、1のサンマを包丁で荒く刻む。

《ポイント》

次の工程で、フードプロセッサーで攪拌するため、荒い状態でかまわない。フードプロセッサーを使わない場合、細切りにして、方向を変えながらみじん切りにする。平らな楕円形にして、包丁の腹を使いながら細かくするとよい。

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3、フードプロセッサーに2のサンマ、[A]、白ネギのみじん切りを入れて攪拌する。

《ポイント》

サンマのつみれを作る場合、魚の臭みを抑えるのが美味しく作るコツ。そのために[A]のショウガ汁、日本酒や味噌、そして白ネギを加えることで、臭みを軽減することができる。

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4、3のフードプロセッサーの中身が滑らかになったら取り出す。

《ポイント》

フードプロセッサーを使用する場合、あまりペースト状になりすぎないようにすること。少しずつ調整しながら進めていくとよい。

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5、4で作ったイワシをつみれ状にして、あらかじめ用意しておいた[B]におとし入れる。

《ポイント》

[B]の昆布だしと日本酒を準備しておき、火にかけておく。つみれはそっと陥れ、崩れないように注意すること。

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6、5のサンマのつみれを4~5分煮たら取り出す。

《ポイント》

ご家庭の調理器具によって火加減や煮る時間は調整すること。穴あきのおたまがあれば、取り出しやすい。菜箸などですくう場合、崩れないようにすること。

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7、6の鍋のアクを取り、大根を入れて中火で15~20分煮る。

《ポイント》

サンマの出汁を活かすため、アクを取って煮物の汁に使う。大根はあらかじめ下処理をしておくとよい。

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8、7に[調味料]を加えて味を付ける。

《ポイント》

サンマの出汁、大根の出汁で味を引き出し、最後に[調味料]を加えるのがコツ。[調味料]の濃さは増減するとよい。

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9、サンマのつみれを戻し入れ、エノキを加えて弱火で10分煮る。煮えたら一度さましておき、食べるときにまた火を入れる。器に盛り付けたら完成。

《ポイント》

煮終えた後、一度冷ましておくと味が染み込みやすい。好みで七味唐辛子や山椒をふってもよい。

 

《今回のレシピのポイント》

・魚の臭みを抑えた美味しいつみれを作ってみてください。

・新鮮なサンマを使うと美味しいつみれになります。

・作り置きすることができますが、できるだけ早めに食べるのが良いでしょう。

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