魚・貝のレシピ
短時間調理でも絶品!ホタテと大根の煮物
「ホタテを使った料理が作りたい」「和食にチャレンジしてみたい」それならホタテと大根の煮物を作ってみてはいかがでしょうか。ホタテ貝に加えて、具材には大根、キノコ、厚揚げ、白ネギを用意します。多めに作ってストックしておくのもおすすめです。和食の基本と言われている煮物ですが、作るのは意外と苦手だと感じている方も多いのではないでしょうか。今回は煮物を美味しく作るコツもご紹介。しっかりと煮ることができたら、火からおろしてしばらく冷ましましょう。冷めていくと煮物の中までしっかりと味がしみこんでいきます。何度か煮て冷ますことを繰り返し、食べるときにもう一度煮かえすと、さらに美味しく仕上がります。ぜひ試してみてください。
所要時間約40~45分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)
【材料】
ホタテ貝(ボイル済) 320g
大根(皮をむいて乱切り) 350g
キノコ(食べよく切る) 1/3パック
厚揚げ(油抜き後、食べよく切る) 1~2枚
白ネギ(ななめ切り) 1/3本分
和風だし汁 300cc
[調味料]
薄口醤油 40cc
清酒 40cc
キビ砂糖 大さじ1.5弱
塩 少々
ショウガ汁 少々
[その他]
青ネギ(ななめ切り) 適宜適量
太白胡麻油 適宜適量
山椒 好みで適量
《下準備》
・ホタテ貝(ボイル済)は冷凍であればあらかじめ解凍しておき、汚れがあればふき取っておく。
・大根は包丁で皮をむき、厚めに切り、鍋に水を入れ、火にかけて沸騰させる。その後、ザルにあげておく。
・キノコは汚れを取り、軸をおとし、食べよく切っておく。
・厚揚げはザルに並べ、熱湯をまわしかけて油抜きをし、食べよく切っておく。
・白ネギは洗ってから水気をきり、包丁でななめ切りにしておく。
・ショウガをすりおろし、ショウガ汁を用意しておく。
・青ネギは洗ってから水気をしっかりときり、ななめ切りにしておく。
《作り方》
1、フライパンに太白胡麻油を入れて中火で熱し、あらかじめ下茹でしておいた大根を入れて炒める。
《ポイント》
大根を下茹ですると、えぐみが取れて、味もしみこみやすくなる。焦げないように炒めること。大根を炒めることで、炒め煮にすることで、より美味しく仕上げることができる。
2、1のフライパンにホタテ貝を入れて炒める。
《ポイント》
ホタテは身が崩れないように注意し、あまり強い火で炒めすぎないようにすること。表面に少しだけ焼き色がつく程度でかまわない。
3、2に和風だし汁を注ぎ入れて、しばらく煮る。
《ポイント》
大根がやわらかくなる程度までしっかりと煮ること。菜箸などでやわらかさを確かめるとよい。
4、3の大根がやわらかくなったら[調味料]の薄口醤油、清酒、キビ砂糖、塩、ショウガ汁を加えて、再び5分ほど煮る。
《ポイント》
塩気を増やしたり、甘みを足したり、調味料の分量は好みで調整するとよい。入れすぎには気を付けること。
5、4にキノコ、白ネギ、厚揚げを加えてさっとひと煮させ、汁気を飛ばす。
《ポイント》
キノコはシメジにしているが、シイタケやエリンギでも代用できる。
6、5を火からおろし、一度冷ましてからもう一度火を入れる。
《ポイント》
一度冷ましてから火を入れることで、味が中までしっかりとしみる。短時間でも美味しく仕上げることができる。
7、6にあらかじめ斜め切りにしておいた青ネギを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付けたら完成。好みで山椒の粉末をふる。
《ポイント》
青ネギを加えたらさっと混ぜ合わせる。山椒の粉末や一味唐辛子がよく合う。
《今回のレシピのポイント》
・ホタテを煮物にした美味しいレシピです。
・大きめのフライパンや鍋で多めに作っておくのもよいでしょう。
・じっくりと味が染みるまで煮込んだ煮物は格別です。
・冷めても美味しいのでお弁当のおかずにしてもおすすめですよ。
・余った煮物はカレー粉を入れてカレー煮アレンジしても美味しいです。