異国情緒あふれる味!タコとカニのレモンピラフ~南ヨーロッパ風~

異国情緒あふれる味!タコとカニのレモンピラフ~南ヨーロッパ風~

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ピラフは南ヨーロッパなどの地域で昔から親しまれている米料理のひとつ。炊く前の生の状態の米を具材や調味料で炒めてから炊き上げて作ります。チャーハンや焼き飯とは違い、生米の状態で炒めることで、お米にしっかりと味がつきます。タコとカニの魚介の風味、コリアンダーやパセリの香り、レモンのさっぱりとした味付けが食欲をそそります。海外テイストのおしゃれな料理は、おもてなし料理やホームパーティーでも重宝する料理です。家族やお友達にもとっても喜んでいただけるはず。このレシピを覚えておくといろんなシーンで楽しむことができるでしょう。さっぱりとした味わいなので、白ワインと一緒に楽しむのもオススメです。ぜひ試してみてくださいね。

 

所要時間約30~35分※下準備を除く (3~4人分) (作りやすい分量)

 

【材料】

カニの身 大さじ2

タコ(ボイル済み) 1パック分

コリアンダー(みじん切り) 1束分

パセリ(みじん切り) 適量

レモン(くし形切り) 1/2個分

きのこ(食べよく切る)  1/3パック

 

[A]

オリーブ油 30cc

にんにく(みじん切り) 1かけ分

玉ねぎ(みじん切り) 小1個分

白米(洗わずに使う) 2合分

[B]

洋風スープ(熱いもの) 350cc

白ワイン 40cc強

塩 小さじ1/4~

胡椒 少々

粗挽き胡椒 少々

塩 少々

 

《下準備》

・ボイル済みのタコは汁気をキッチンペーパーなどでしっかりと拭いておく。

・コリアンダーは水を張ったボウルに入れ、丁寧にふり洗いし、汚れが落ちたら水気を切ってみじん切りにしておく。

・パセリもコリアンダー同様、水を張ったボウルに入れ、丁寧にふり洗いをしておく。

・にんにくは皮をむき、芯を取ってからみじん切りにしておく。

・玉ねぎは皮をむき、包丁でみじん切りにしておく。

・米は洗わず、ボウルに計量しておく。

・洋風スープは市販のものを表示通りにお湯で溶き、分量通りに用意する。

 

《作り方》

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1、ボイル済みのタコは包丁で薄切りにする。

《ポイント》

タコは薄く切ることで味がよく染みる。

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2、鍋にオリーブ油、みじん切りにしたにんにくを入れ、弱火にかける。香りがしてきたら玉ねぎのみじん切り、きのこを加え入れ、しっかりと炒める。

《ポイント》

蓋がしっかりと閉まる鍋を用意するとよい。にんにくが焦げないように注意すること。

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3、2の鍋に米を洗わず、そのまま加え入れ、木べらなどを使ってよく炒める。

《ポイント》

米全体に油がまわる程度に炒めるとよい。

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4、3に1のタコを加え混ぜ、洋風スープ、白ワイン、塩、胡椒を加えて煮立てる。

《ポイント》

洋風スープは必ず熱い状態にしておくこと。小さな鍋などであらかじめ煮立てておくと調理がはかどる。

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5、4が煮立ったら鍋に蓋をして火加減を弱火にして10~15分ほど炊く。そして火を止め10分ほど蒸らす。

《ポイント》

弱火で炊いている間、できるだけ蓋を開けないようにすること。ご家庭の調理器具によって炊く時間や蒸らす時間は調整するとよい。しばらく蒸らすことで、ふっくらとした仕上がりになる。

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6、鍋の蓋を開け、あらかじめ用意しておいたコリアンダーのみじん切り、カニの身を加え、全体を軽く混ぜ合わせ、パセリのみじん切りをちらす。

《ポイント》

カニの身の量は増やしてもよい。カニの身がなければ、カニかまやカニの缶詰でも代用できる。コリアンダーがなければ三つ葉や大葉でも代用できる。

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7、6の鍋に用意しておいたレモンを絞ったら完成。

《ポイント》

レモンを加えることであっさりとした南ヨーロッパ風の味付けに仕上げることができる。フレッシュレモンがなければ、レモン果汁でも代用できる。

 

《今回のレシピのポイント》

・タコとカニの風味がとても美味しい海外テイストの料理です。

・コリアンダーやパセリを入れることで、見た目の彩りも良くなります。

・米は洗わずに炊いてください。

・あらかじめ多めに作っておき、油をしいたフライパンで炒め、焼き飯にアレンジしてもよいでしょう。

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