疲労回復効果も期待できる!シジミと切り干し大根の煮付け

疲労回復効果も期待できる!シジミと切り干し大根の煮付け

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シジミといえば、肝臓に良いと言われている貝の一つ。健康のために日々の食卓に取り入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか。「シジミを使った料理がしたい」「普段とは違った和食にチャレンジしてみたい」それならシジミと切り干し大根の煮付けを作ってみてはいかがでしょうか。切り干し大根といえば、和食の定番ですが、今回はシジミも加えてアレンジしてみました。いつもの切り干し大根とは違い、シジミの貝の出汁がたっぷりと染み込んだ美味しい料理。炊きたてのご飯とも相性がいいので、ご飯にのせて食べるのもおすすめ。冷めてからも美味しいしいので、お弁当に入れても喜ばれるはず。多めに作っておき、ストックしておいてもよいでしょう。

 

所要時間約25~30分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)

 

【材料】

シジミ(砂抜き済み) 1パック

切り干し大根 2パック

キノコ(食べよく切る) 1パック

油揚げ(油抜きしたもの) 大一枚分

ニンジン(長さ4~5センチ分を短冊切り) 小一本分

太白胡麻油 大さじ1~2

[A]シジミを蒸すための調味料

薄口醤油 20cc~

清酒 30cc~ 

[煮汁の材料]

切り干し大根の戻し汁 適量

だし汁(カツオか水) 200cc~

醤油 大さじ1.5~2

きび砂糖 大さじ1.5~2

三つ葉(好みで用意する) 適量

生姜(針生姜にしたもの) 適量

 《下準備》

・シジミはあらかじめ砂を出してから殻と殻を両手でこすり合わせて汚れを取る。キレイに水で洗ったらザルで水気をしっかり切っておく。

・切り干し大根はボウルでほぐしてから水で洗う。水戻しをしてから柔らかくする。長さが気になる場合、包丁で食べやすい大きさに切る。

・切り干し大根は水気を絞り、戻し汁はボウルなどに取っておくこと。

・油揚げは熱湯で油抜きをしっかり行い、冷めたら水気を絞り、縦半分に包丁で切り、幅1センチ程度の短冊切りにしておく。

・キノコは根を切り落とし、食べよく切るか手でさく。シイタケを使う場合、軸を切り落とし、薄切りにする。

・三つ葉は根を落とし、汚れを水で洗い、ざく切りにしておく。

・生姜は皮をむき、針生姜に仕立てたものを用意しておく。

 

《作り方》

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1、フライパンに太白胡麻油を入れて熱し、水気を切った切り干し大根を入れ、全体に油が回るまで炒める。

《ポイント》

炒める前に切り干し大根の水気をしっかりと切っておくこと。太白胡麻油にすることで、炒めたときの風味がよくなる。もし胡麻油がなければ常備している油でもかまわない。

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2、1のフライパンに短冊切りにしたニンジン、油揚げ、キノコを入れて炒める。炒めたら一度火を止める。

《ポイント》

短冊切りにしたニンジンと油揚げはできるだけ大きさが整っていると仕上がりがよくなる。キノコはシイタケにしているが、シメジでも代用できる。

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3、小さめのフライパンに下準備しておいたシジミを蒸し汁ごと入れ、[A]の清酒、薄口醤油を加え、蓋をして蒸す。蒸し終えたら底に砂がないか確認し、2のフライパンにシジミと煮汁を加える。

《ポイント》

シジミを蒸すと吐き出していなかった砂が排出されることがあるため、蒸し終えたら砂の有無をチェックすること。シジミだけ取り出し、煮汁だけにして確認するとわかりやすい。

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4、煮汁の材料を加え入れ、強火にして沸騰したら中火で8分ほど煮る。

《ポイント》

シジミは煮汁ごと加えることで、貝の出汁が切り干し大根にしみこんでいく。しっかりと水気がなくなる程度まで煮ること。

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5、器に盛り付け、好みで三つ葉や針生姜を添えたら完成。

《ポイント》

添えるのは三つ葉ではなく、茹でた絹さやにしてもよい。

 

《今回のレシピのポイント》

・貝の出汁が美味しい切り干し大根のアレンジレシピです。
・シジミ以外の貝を使ってもよいでしょう。

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