魚・貝のレシピ
パーティ料理の主役に!赤カレイのクリーム煮込み-イクラとチャービルを添えて-
肌寒くなった季節におすすめなのが、白身魚を使った煮込み料理。今回の主役は赤カレイ。赤カレイは高たんぱくな高級魚。秋から冬が旬の魚で、子持ちカレイだと喜ばれます。そんな赤カレイを使ったクリーム煮を紹介したいと思います。「クリスマスや年末年始などの行事に華やかな料理を用意したい」「メインディッシュになる魚料理を作りたい」そんな方におすすめです。赤カレイは煮付けなどにすることが多いですが、せっかくの高級魚だからこそ、リッチな料理にしてみてはいかがでしょうか。赤カレイのクリーム煮は、そのまま食べても美味しいですし、シンプルなパスタやバケットなどにもよく合います。仕上げにイクラとチャービルを添えることで、見た目の彩りもよくなります。ぜひ試してみてください。
所要時間約30~35分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)
【材料】
赤カレイ 2切れ
イクラ(好みで用意する) 大さじ2~3
[下味]
清酒 少々
塩 少々
胡椒 少々
[A]
ニンニク(みじん切り) 小1かけ分
玉ねぎ(みじん切り) 小1/2個分
[B]
バター(無塩発酵) 大さじ2~
薄力粉 大さじ2
浄水 200cc~250cc
牛乳 150cc~200cc
清酒 100cc~120cc
コンソメ 1粒
オリーブ油 大さじ1弱
ブロッコリー(小房に分けて茹でたもの) 1/4個分
キノコ(薄切り) 1~2個分
レンコン(薄切り) 50~60g
チャービル(好みで用意する) 適量
[その他]
塩 適量
胡椒 少々
《下準備》
・ブロッコリーは小房に分け、塩少々を加えて茹でておく。
・[B]の発酵バターは常温に戻し、小さめのボウルに入れて薄力粉と混ぜ合わせておく。
・赤カレイは流水で洗い、キッチンペーパーなどで水気をふき、[下味]をふっておく。
・[A]のニンニクと玉ねぎは包丁でみじん切りにしておく。
・チャービルはぬるま湯で洗って水気を切っておく。チャービルのかわりに刻んだパセリやバジルを用意してもよい。
・キノコは軸をおとし、薄切りにしておく。
・レンコンは皮をむいて薄切りにしておく。
・コンソメは固形の場合、あらかじめ砕いておく。
《作り方》
1、フライパンに油を入れて熱し、あらかじめ用意しておいた[A]のニンニクのみじん切り、玉ねぎを炒める。
《ポイント》
ニンニクは焦げやすいので、焦げないように注意すること。焦げそうであれば、浄水を少々加えてもよい。
2、1に浄水と清酒を加え、赤カレイを入れ、弱火で5~6分煮る。
《ポイント》
煮ている間、水分が蒸発し、水分が少なすぎる場合、適度なタイミングで浄水を足すとよい。
3、2にレンコン、キノコも加え、牛乳、コンソメを加え入れ、蓋をして3~4分煮る。
《ポイント》
キノコはシイタケやマッシュルーム、エリンギなどがよく合う。好みで複数のキノコを合わせてもよい。
4、3にあらかじめ合わせておいた[B]を加え、塩と胡椒で調味する。ブロッコリーを添え、器に盛り付け、イクラやチャービルを添えたら完成。
《ポイント》
塩を加える前に味見をし、塩加減を確認してから調味すると失敗しにくくなる。胡椒の量は好みに合わせて増減すること。イクラやチャービルは、そのままフライパンに盛り付けてもいいし、一つひとつの皿に取り分けてから盛り付けてもかまわない。
《今回のレシピのポイント》
・クリスマスや年末年始のおもてなし料理にピッタリです。
・たっぷりのクリームを用意すれば、バケットなどに付けて食べることができます。白ワインとの相性もよく、ホームパーティにも最適な料理です。
・まずはそのまま具だけ食べてから、茹でたてのパスタをソースに加え、クリームパスタにしてもよく合います。その場合、クリームが足りなければ牛乳を足すなどして調整してください。