魚・貝のレシピ
本格イタリアンでおもてなし!カツオのなまり節とモッツアレラのアラビアータ
モチモチの食感がたまらない、平打ちパスタのタリアテッレ。イタリア語で、「tagliare(タッリアーレ)」の「カットする」が語源とされているとか。そんなタリアテッレに、カツオのなまり節を加えました。今回はピリッと辛くて美味しいアラビアータのレシピをご紹介します。「タリアテッレを作ってみたい」「和風のイタリアンを食べたい」そんな方におススメです。難しそうに見えますが、意外と手軽に本格的なイタリアンを作ることができます。モッツァレラチーズや唐辛子の量を調整すれば、さらに好みのパスタに仕上げることができるでしょう。多めに作っておけば、おもてなし料理にもピッタリです。ぜひ試してみてください。
所要時間約25~30分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)
【材料】
カツオのなまり節(粗めにほぐす) 100~140g
パスタ(タリアテッレ) 2人前
[A]
オリーブ油 100CC
ニンニク(皮をむいて角切り) 2かけ分
赤唐辛子(種を取り除く) 適量
トマトの水煮缶 400g
ローリエ 1枚分
パセリの茎(あれば用意する) 1~2本分
スープの素(あれば用意する) 1個分
ドライハーブ(あれば用意する) 適量
白ワイン 50CC
モッツァレラチーズ 1パック分
パセリ(みじん切り) 適量
[B]
醤油 小さじ1~2
キビ砂糖 小さじ1/2~1
[その他]
塩 適宜適量
胡椒 適宜適量
シナモン 小さじ1/3~
《下準備》
・たっぷりの湯を沸かし、大さじ2の塩を入れてパスタをタイミングよく茹でておく。
・カツオのなまり節は粗めにほぐしておく。
・トマトの水煮缶はホールタイプであればほぐしておく。
・[A]のニンニクは皮をむき、芯を取り除き、角切りにしておく。
・赤唐辛子は種を取り除いておく。
・モッツァレラチーズは袋の水を捨てておく。
・パセリは洗ってからしっかりと水気を切り、包丁で粗めに刻んでおく。パセリの茎はトマト缶を加えたときに入れるとよい。
《作り方》
1、フライパンに[A]のオリーブ油とニンニクを入れて弱火にかける。
《ポイント》
ニンニクを角切りにすることで、ニンニクの食感や味わいをしっかりと活かすことができる。赤唐辛子の量は1~2本、ピリ辛にする場合、3~5本ほど多めに入れてもよい。
2、フライパンをかたむけながらニンニクが色づくまで炒め、赤唐辛子を加える。カツオのなまり節を入れ、さっと炒めたら白ワインをふる。
《ポイント》
カツオのなまり節は火を入れすぎない程度でかまわない。もし加熱用のカツオの策などを使う場合、あらかじめ加熱してほぐしたものを用意して代用してもよい。
3、2にトマトの水煮缶、ローリエ、パセリの茎、好みでドライハーブやシナモン、[B]を加える。中強火で15~20分ほど煮る。水気が足りなければ水を足す。
《ポイント》
ローリエやパセリの茎、ハーブなどを加えることで、風味がよくなる。特に魚料理の臭みを消す場合、ハーブを活用するとよい。
4、3にタイミングよく茹で上げたパスタを加え入れ、30~40秒ほど混ぜ、しっかりとからめる。
《ポイント》
パスタにしっかりと味がなじむようにからめること。水気が足りなければゆで汁を足してもよい。
5、4にモッツァレラチーズを入れ、チーズが少し溶ける程度まで火が入ったら器に盛り付ける。パセリをちらしたら完成。好みで塩や胡椒で調味する。
《ポイント》
モッツァレラチーズが溶けすぎないようにすること。塩加減は盛り付けてから好みの量で調整するとよい。辛みを足す場合、タバスコなどを用意してもよく合う。
《今回のレシピのポイント》
・カツオのなまり節をイタリアンに活用したレシピです。
・切り分けたバケットなどを用意してもよく合います。