保存食をフル活用!サバとトマトと厚揚げの炒め煮

保存食をフル活用!サバとトマトと厚揚げの炒め煮

IMG_8536.jpg

 

「ストックしているサバ缶を活用したい」「栄養バランスの取れた料理を作りたい」それならサバとトマトと厚揚げの炒め煮を作ってみませんか。魚の下処理をすることなく、そのまま使えるのがサバ缶の魅力の一つ。サバ缶にはEPAやDHAがたっぷりと含まれているので、栄養もたっぷり。サバ缶は長期間保存できるので、ご家庭で買い置きしているという方も多いはず。サバ缶や冷凍しておいた厚揚げ、トマトは水煮缶を代用することで、買いだめしている食材で手軽にこだわりの料理ができます。アクセントにニンニク、好みで花椒やラー油を加えることで、食欲が増進する味付けになります。そのまま食べても美味しいですし、白米との相性もいいですよ。多めに作っておき、お弁当に入れるのもおすすめです。ぜひ試してみてください。

 

所要時間約15~20分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)

 

【材料】

サバの水煮缶 1缶分

トマト(好みで皮をむき6~8つ切り) 小2個

青菜(4~5㎝切り) 1/3~1/2束分

厚揚げ(一口大に食べよく切る) 1袋分

白ネギ(斜め切り) 2~3㎝

シイタケ(薄切り) 1~2枚分

タケノコ(食べよく薄切り) 40~50g

[調味料]

カツオのダシ汁(もしくは浄水) 100cc

清酒 大さじ1

キビ砂糖 大さじ1/2~

醤油 小さじ1~

塩 小さじ1/4

[水溶き片栗粉]

片栗粉 小さじ1

水 小さじ2

[A]

胡麻油 大さじ1/2

ニンニク(みじん切り) 1かけ分

[その他]

塩 適量

花椒(ホワジャオ) 少々

ラー油 適量

 

 《下準備》

・サバの水煮缶は缶汁ごと使う。汁を使わない場合、汁だけ処理しておく。

・トマトは好みに合わせて湯むきしておくか、6~8つ切りにしておく。

・青菜は好みのもの(水菜、チンゲン菜、小松菜)を用意し、茎と葉を切り分け、4~5㎝の長さに切っておく。

・白ネギは斜め薄切りにしておく。

・シイタケは石づきを切り落とし、薄切りにしておく。

・タケノコはボイル済を用意するか、下処理して茹でておく。穂先は薄切りにし、固い部分は細切りにする。

・[調味料]にダシを使う場合、出汁パックでカツオのダシ汁を作っておく。

・[調味料]の材料を小さめのボウルに入れて合わせておく。

・[A]のニンニクは皮をむき、芯を取ってからみじん切りにしておく。

・厚揚げは冷凍しておき、使う前に自然解凍する。一口大の食べやすい大きさに切っておく。冷凍していない場合、沸騰した湯をかけて油抜きしておく。

 

《作り方》

IMG_8505.jpg

1、フライパンに[A]を入れて弱火にかけ、香りが出るまで炒める。次に厚揚げを入れて炒め、サバの水煮缶、[調味料]を加えて炒める。

《ポイント》

ニンニクは焦げやすいので、できるだけ弱火で香りを出すように炒める。サバ缶は缶の汁ごと加え入れる。もちろん、好みに合わせて缶汁は使わず、味付けは分量外の塩や醤油で調整してもよい。

IMG_8517.jpg

2、1が煮立ったら、青菜の茎、シイタケ、白ネギ、タケノコを加えて1~2分煮る。

《ポイント》

青菜は茎と葉の部分をわけておき、先に茎の部分を加え入れて火にかける。キノコはシイタケにしているが、マッシュルームやエリンギでも代用できる。タケノコはボイル済のものを用意すると調理がはかどる。

IMG_8528.jpg

3、2にトマト、青菜の葉を入れて炒め、[水溶き片栗粉]を回し入れる。好みで花椒、ラー油、塩で調整する。

《ポイント》

生のトマトはトマト缶でも代用できる。[水溶き片栗粉]を回し入れる際、火をとめておく。回し入れたらさっと全体を混ぜ、片栗粉がダマにならないように気を付ける。

 

《今回のレシピのポイント》

・サバ缶とトマト、厚揚げの相性がいいレシピです。

・缶の汁には栄養も多いので、できるだけ汁ごと使ってみてください。

・花椒(ホワジャオ)やラー油の量を増やすと中華料理の味に近づきます。

関連記事