
魚・貝のレシピ
保存食をフル活用!サバとトマトと厚揚げの炒め煮
「ストックしているサバ缶を活用したい」「栄養バランスの取れた料理を作りたい」それならサバとトマトと厚揚げの炒め煮を作ってみませんか。魚の下処理をすることなく、そのまま使えるのがサバ缶の魅力の一つ。サバ缶にはEPAやDHAがたっぷりと含まれているので、栄養もたっぷり。サバ缶は長期間保存できるので、ご家庭で買い置きしているという方も多いはず。サバ缶や冷凍しておいた厚揚げ、トマトは水煮缶を代用することで、買いだめしている食材で手軽にこだわりの料理ができます。アクセントにニンニク、好みで花椒やラー油を加えることで、食欲が増進する味付けになります。そのまま食べても美味しいですし、白米との相性もいいですよ。多めに作っておき、お弁当に入れるのもおすすめです。ぜひ試してみてください。
所要時間約15~20分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)
【材料】
サバの水煮缶 1缶分
トマト(好みで皮をむき6~8つ切り) 小2個
青菜(4~5㎝切り) 1/3~1/2束分
厚揚げ(一口大に食べよく切る) 1袋分
白ネギ(斜め切り) 2~3㎝
シイタケ(薄切り) 1~2枚分
タケノコ(食べよく薄切り) 40~50g
[調味料]
カツオのダシ汁(もしくは浄水) 100cc
清酒 大さじ1
キビ砂糖 大さじ1/2~
醤油 小さじ1~
塩 小さじ1/4
[水溶き片栗粉]
片栗粉 小さじ1
水 小さじ2
[A]
胡麻油 大さじ1/2
ニンニク(みじん切り) 1かけ分
[その他]
塩 適量
花椒(ホワジャオ) 少々
ラー油 適量
《下準備》
・サバの水煮缶は缶汁ごと使う。汁を使わない場合、汁だけ処理しておく。
・トマトは好みに合わせて湯むきしておくか、6~8つ切りにしておく。
・青菜は好みのもの(水菜、チンゲン菜、小松菜)を用意し、茎と葉を切り分け、4~5㎝の長さに切っておく。
・白ネギは斜め薄切りにしておく。
・シイタケは石づきを切り落とし、薄切りにしておく。
・タケノコはボイル済を用意するか、下処理して茹でておく。穂先は薄切りにし、固い部分は細切りにする。
・[調味料]にダシを使う場合、出汁パックでカツオのダシ汁を作っておく。
・[調味料]の材料を小さめのボウルに入れて合わせておく。
・[A]のニンニクは皮をむき、芯を取ってからみじん切りにしておく。
・厚揚げは冷凍しておき、使う前に自然解凍する。一口大の食べやすい大きさに切っておく。冷凍していない場合、沸騰した湯をかけて油抜きしておく。
《作り方》
1、フライパンに[A]を入れて弱火にかけ、香りが出るまで炒める。次に厚揚げを入れて炒め、サバの水煮缶、[調味料]を加えて炒める。
《ポイント》
ニンニクは焦げやすいので、できるだけ弱火で香りを出すように炒める。サバ缶は缶の汁ごと加え入れる。もちろん、好みに合わせて缶汁は使わず、味付けは分量外の塩や醤油で調整してもよい。
2、1が煮立ったら、青菜の茎、シイタケ、白ネギ、タケノコを加えて1~2分煮る。
《ポイント》
青菜は茎と葉の部分をわけておき、先に茎の部分を加え入れて火にかける。キノコはシイタケにしているが、マッシュルームやエリンギでも代用できる。タケノコはボイル済のものを用意すると調理がはかどる。
3、2にトマト、青菜の葉を入れて炒め、[水溶き片栗粉]を回し入れる。好みで花椒、ラー油、塩で調整する。
《ポイント》
生のトマトはトマト缶でも代用できる。[水溶き片栗粉]を回し入れる際、火をとめておく。回し入れたらさっと全体を混ぜ、片栗粉がダマにならないように気を付ける。
《今回のレシピのポイント》
・サバ缶とトマト、厚揚げの相性がいいレシピです。
・缶の汁には栄養も多いので、できるだけ汁ごと使ってみてください。
・花椒(ホワジャオ)やラー油の量を増やすと中華料理の味に近づきます。