江戸前グルメをご家庭で!深川鍋風と菜飯で汁かけご飯

江戸前グルメをご家庭で!深川鍋風と菜飯で汁かけご飯

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「新鮮なアサリを使った料理がしたい」「ポカポカとあたたまるものが食べたい」それなら深川鍋風と菜飯で汁かけご飯を作ってみてはいかがでしょうか。深川鍋とは、東京の深川にちなんだ江戸前グルメです。メインの具材はアサリで、貝の出汁がきいた汁ものをご飯にかけて食べるのが一般的。土鍋に出汁を作って味噌をとき、たっぷりの野菜を入れ、アサリを入れます。鍋の〆にはご飯を用意し、ご飯に汁をかけていただきます。貝と野菜の相性がよく、ご飯もよく合います。シンプルな料理ですが、寒い冬にピッタリです。ぜひ試してみてください。

 

所要時間約10~15分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)

 

【材料】

アサリ(下処理済) 400~500g

大根(食べよく切る) 5~6㎝分

油揚げ(短冊切り) 1~2枚

長ネギ(斜め切り) 1本分

椎茸(食べよく切る) 100~150g

白菜(ざく切り) 1~2枚分

里芋(皮をむいたもの) 1/2袋

春雨(あらかじめ戻しておく) 2~3人前

ニンジン(短冊切り) 20~30g

水菜(5~6㎝の長さに切る) 1/3束~

木綿豆腐(一口大に切る) 1/2丁分

[A]

鰹と昆布の出汁 1000~1200cc

清酒 50~60cc

味噌(好みのもの) 70~80g

キビ砂糖 ひとつかみ

塩 少々

[菜飯]

白米(炊いたもの) 2合分

青菜(茹でたものを刻む) 1/2束分

白胡麻 適量

[薬味]

切り海苔 適量

胡麻 適量

三つ葉や青ネギ 適量

卵 1~2個

[その他]

カレーパウダー(好みで用意する) 適量

七味唐辛子(好みで用意する) 適量

豆板醤(好みで用意する) 適量

生姜(千切り)(好みで用意する) 適量

柚子皮(好みで用意する) 適量

 

 《下準備》

・アサリは砂抜きをしておき、殻と殻をこすり合わせて洗う。下処理済のものを用意してもよい。

・大根は皮をむき、食べよく切っておく。

・油揚げは沸かした湯で油抜きしておき、短冊切りにしておく。

・長ネギは根を落とし、斜め切りにしておく。

・椎茸は汚れをふき取り、食べよく切っておく。

・白菜は根元を切り、ざく切りにしておく。

・里芋は皮をむいたものを用意しておく。皮付きであれば、皮をむき、茹でておく。

・春雨は水に漬けてあらかじめ戻しておく。長ければキッチンバサミで短くしてもよい。

・ニンジンは皮をむき、短冊切りにしておく。

・水菜は根を落とし、綺麗に洗ってから5~6㎝の長さに切る。

・木綿豆腐は一口大に切っておく。

・[A]の調味料はあらかじめ用意して合わせておく。

・[菜飯]の白米は炊いたおき、茹でた青菜を刻み、混ぜ合わせて菜飯にする。

 

《作り方》

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1、具材や鍋の調味料が入る鍋を用意し、[A]を入れて煮立てる。下準備しておいた野菜も入れ、火にかける。

《ポイント》

野菜はできるだけ色んな種類のものを揃えることで、美味しい鍋になる。用意しておいた具材のうち、水菜は後で入れるので、別にしておく。

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2、1の鍋にアサリを加え、鍋に蓋をする。

《ポイント》

アサリはしっかりと下処理しておくことで、仕上がりに差が出る。

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3、2のアサリの口が開いたら水菜を入れる。

《ポイント》

水菜はさっと火が入る程度でいいので、必ず後から加え入れること。水菜がない場合、菊菜やホウレン草、チンゲン菜でも代用できる。

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4、菜飯を用意し、鍋の汁をかけていただく。好みの薬味も添える。

《ポイント》

薬味は切り海苔、三つ葉などがよく合う。鍋の具材を菜飯と合わせ、溶き卵を入れてもよい。

 

《今回のレシピのポイント》

・江戸前グルメでも人気のある深川鍋をご家庭で楽しめるレシピです。

・余った菜飯は少々の塩をまぶし、おにぎりにアレンジもできます。

・ご飯以外にもうどんやラーメンなどの麺類を用意してもよいでしょう。

・今回は2~3人前を目安にしていますが、大き目の鍋で多めに作るのもおすすめです。

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