今回ご紹介するのは、福井県産のサワラを使った洋食屋さんのようなムニエルです。サワラは魚へんに春と書き、鰆（さわら）と読み、一般的には春が旬だと言われていますが、冬以外の季節でも獲れる魚です。比較的手に入りやすい魚を使っているので、ソースの材料などをしっかりと準備すれば、ご家庭でも手軽に再現することができるはず。サワラにはしっかりと焼き目をつけ、ソースは丁寧に火を入れて作るのが美味しく作るコツ。レストランで食べるような味を習得してみませんか。

 

所要時間約25～30分※下準備を除く　（2～3人分）　（作りやすい分量）

 

【材料】

サワラ（切り身）　2切れ

[サワラの下味]

白ワイン　少々

塩　少々

白胡椒　少々

[サワラの下ごしらえ用]

小麦粉　適量

塩　適量

[アーモンドバターソース]

バター　35～65g

アーモンド（スライス）　30～40g

[調味料]

メープルシロップ　小さじ1/2～

コンソメ（顆粒）　小さじ1/4～

レモン汁　適量

塩　少々

白胡椒　少々

ハーブ（好みで用意する）　適量

リンゴ（すりおろし）　大さじ1

[付け合わせのマッシュポテト]

バター　適量

生クリーム　適量

コンソメ　少々

キビ砂糖　少々

塩　少々

胡椒　少々

[その他]

レモン（食べよく切る）　1個～

アスパラガス（茹でたもの）　4本

ディル　適量

赤キャベツの酢漬け　適量

ピンクペッパー　適量

[A]

太白胡麻油　大さじ1～2

バター　大さじ1～2

 

 《下準備》

・サワラはキッチンペーパーで水気をしっかりとふき取り、[サワラの下味]の白ワイン、塩、白胡椒をつけてバットやボウルに入れておく。

・[アーモンドバターソース]のアーモンドは軽くフライパンで炒っておくとよい。炒ったら小さめの容器などに入れておく。

・[付け合わせのマッシュポテト]のジャガイモは水から茹で、竹串が通ったら皮をむきフォークやマッシャーでつぶす。ボウルに入れ、生クリーム、コンソメ、キビ砂糖、塩、胡椒、バターを加えてよく混ぜておく。

・レモンは半分にカットし、半分はソース用、半分は飾り用にする。

・アスパラガスはガクを取り、根元のかたい部分はピーラーなどで皮をむく。沸騰した湯に塩少々を加え、アスパラガスを2～3分中火で茹でてザルにあげ、手早く冷ます。盛り付ける器に合わせ包丁で切っておく。

・ディルは汚れを落とし、キッチンペーパーなどで水気をふき取っておく。

・[アーモンドバターソース]の[調味料]はあらかじめ用意しておく。

 

《作り方》

１、あらかじめ[下味]をつけておいたサワラに小麦粉をまぶし、余分な粉をはたきおとしておく。

《ポイント》

茶こしなどを使ってまんべんなく粉をまぶしておくとよい。

２、フライパンを中火で熱して[A]を入れ、バターがとけてきたら１のサワラを並べ入れ、両面を焼く。取り出して器に盛り付けておく。

《ポイント》

サワラの皮目を下にして焼くこと。並べたらあまり動かさずに焼き目をつけ、フライパンをゆすりながら火を入れ、中までしっかりと焼く。

３、２のフライパンをさっと拭き、[アーモンドバターソース]のバターを入れ、ふつふつと溶けたらアーモンドスライスを加える。

《ポイント》

アーモンドなどのナッツはあらかじめ炒っておくと風味がよくなる。

４、アーモンドスライスが色づいてきたら[調味料]を加える。

《ポイント》

アーモンドスライスは軽く色づく程度に火を入れるとよい。飾り用のレモンは食べやすく切り、両端を切っておく。

 

５、[アーモンドバターソース]をサワラにかけ、[付け合わせ]を添えたら完成。

《ポイント》

[付け合わせ]にはマッシュポテト、茹でたアスパラガス、カットレモン、赤キャベツの酢漬け、ディル、ピンクペッパーを用意している。好みに合わせて調整するとよい。

《今回のレシピのポイント》

・サワラの皮を焦げないようにパリッと焼くと美味しく仕上がります。

・アーモンドは火を入れ過ぎないように注意してください。

料理だけでなく、お皿もおしゃれに♪