
魚・貝のレシピ
お花見が待ちきれない!春らんまん、鮭とちりめんじゃこのいなり寿司
子どもから大人まで幅広い方に愛されているいなり寿司。いなり寿司と言えば、俵型と三角形のものがありますが、東日本は俵型、西日本は三角形のいなり寿司が多いと言われています。今回は俵型にして、春らしい彩り豊かなトッピングも用意しました。見た目を華やかにしたいなり寿司は、普段の食事はもちろん、ちょっとしたお祝い事にもおすすめです。甘い味付けの油揚げとさっぱりとした酢飯の相性がよく、何個でも食べてしまいそう。重箱に盛り付ければ、お花見シーズンにも活躍するはず。ぜひ試してみてください。
所要時間約30~35分※下準備を除く (4~6人分) (作りやすい分量)
【材料】
油揚げ(関西風なら正方形) 9~10枚
※正方形の油揚げは斜めに切って三角形にしてもよい。
[油揚げの煮汁]
和風だし汁 450~500cc
キビ砂糖(少なくしてもよい) 大さじ7~8
清酒 大さじ3.5~4
濃口醤油 大さじ3~4
[寿司飯]
米(洗ってから2~3時間浸水させておく) 600cc
昆布(15㎝×15㎝) 1枚分
水 3cup
ニンジン(みじん切りにし、酢につけておく) 適量
[寿司酢]
米酢 80cc
ビートグラニュー糖 大さじ3
塩 小さじ1
[寿司飯用]
白胡麻 大さじ3~4
[具材]
鮭フレーク 小1/2瓶分
ちりめんじゃこ 小1パック
キュウリ(薄切り) 1/3本~
梅フレーク 少々
ウズラ卵 4~8個
錦糸卵 好みの量
青ネギ(小口切り) 少々
カイワレ大根 適量
ニンジン(花形にして茹でたもの) 適量
《下準備》
・油揚げは横半分に切り、手前から縦に麺棒などを転がす。油揚げにラップをかぶせて4~5回ほど転がすとよい。切り口からやぶれないように開いて袋状にする。油抜きをする場合、ザルに並べてたっぷりの湯を油揚げの両面にかけ、熱いうちにキッチンペーパーなどでおさえて油をきる。
・底が深めの鍋かフライパンを用意し、油揚げを並べ、[油揚げの煮汁]のだし汁を注いで火にかける。煮立ったら中火にしてキビ砂糖、清酒を加えて4~5分煮る。醤油を加えて落とし蓋をして上下をかえしながら煮汁がなくなるまで煮る。
・錦糸卵は卵2個に砂糖大さじ1、塩ひとつまみ、水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1、水大さじ2)を加えてフライパンで焼く。
・キュウリは薄切り、青ネギは小口切り、ニンジンは花形にして茹でたものを用意しておく。
・[寿司飯]の米は流水で洗ってから2~3時間ほど浸水させ、昆布、水を入れて炊く。
・[寿司酢]はあらかじめ混ぜ合わせておく。
[酢飯の作り方]
1、炊き上がったご飯を盤台にあけ、しゃもじで寿司酢をつたわせながら手早く合わせる。しゃもじで切るように混ぜる。
2、うちわで扇ぎながらツヤが出てきたら白胡麻をふる。人肌程度に冷めたら手に酢水を付けて18~20個分にまとめる。
《作り方》
1、ちりめんじゃこの塩気を抜く場合、湯を注ぎ入れて5~10分おいて水気をきる。
《ポイント》
塩分が気になる場合は塩抜きをしておく。ちりめんじゃこではなく、シラスでも代用できる。
2、あらかじめ煮ておいた油揚げの汁気をかるく絞り、口の部分の折り口を広げる。
《ポイント》
油揚げの汁気は絞り過ぎない程度にすると美味しく仕上がる。絞った汁は容器に取っておく。油揚げは半分だけ裏返しにするとよい。
3、用意しておいた寿司飯を油揚げにつめる。
《ポイント》
寿司飯は油揚げの大きさに合わせて分けておくと調理がはかどる。寿司飯は指を使って奥側までしっかりとつめ、俵型に形を整える。
4、3のいなり寿司の開いた方を上にして鮭フレーク、ちりめんじゃこをのせる。
《ポイント》
鮭フレーク、ちりめんじゃこは盛り付ける分だけ小皿などに用意しておくとよい。
5、錦糸卵、梅フレークやキュウリ、ウズラ卵、青ネギなどを彩りよくのせたら完成。
《ポイント》
全体の彩りを考え、色違いのものを用意して盛り付けるとよい。
《今回のレシピのポイント》
・色んなトッピングを用意することで、見た目の彩りがよくなります。