鯖缶ダイエットに挑戦!?おいしい水産物の缶詰大集合!缶コレ

「さば缶ダイエット」がブームになりましたが、水産物の缶詰には知られざるメリットがいっぱい。さば缶やツナ缶、さんま缶、さけ缶、かに缶など、食材や味付けのバリエーションも豊富です。献立のもう一品や酒の肴にも便利な缶詰は、そのまま食べてもおいしいのですが、ひと工夫すれば主菜にもなります! 今回は、水産物缶詰の魅力を紹介します。

缶詰の誕生とナポレオン

缶詰誕生の歴史は、フランス革命の英雄ナポレオンの時代にまでさかのぼります。1804年、外国遠征での食料問題に悩まされていたナポレオンが、食料の長期保存方法の公募をおこない、フランス人のニコラ・アペールによって「瓶詰方法」が発明されます。「ガラス瓶に食品を入れて加熱殺菌し、空気を抜いてコルクで栓をする」という方法は、現代の缶詰製法の考え方と同じでした。

1810年には、イギリスでブリキ缶の缶詰が作られ、世界中へと広まっていきます。日本では、1871年に長崎で「いわしの油漬け」が作られ、1877年に北海道で「さけの缶詰」が工場生産されるようになります。

驚くべき缶詰の栄養

さば缶をはじめ魚類の缶詰には、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの健康維持に欠かせない「必須脂肪酸」が多く含まれています。また、旬の新鮮な食材を真空保存するため、栄養分が減りにくく、保存中の変化も少ないという特長があります。魚類の缶詰では骨までやわらかくなっていて、カルシウムが吸収しやすい状態です。

水産物缶詰の賞味期限の目安は、「製造日より36ケ月」ですが、味がしみ込んでいく「製造日より12ケ月」が食べ頃といわれています。

いま!注目のEPAのダイエット効果

EPAには、血液をサラサラにして血流を改善し、血液中の中性脂肪を減らす効果が知られています。さらに、最近の研究では、EPAの摂取により小腸から「GLP-1」というホルモンの分泌が促されることがわかってきました。GLP-1には、インスリンの分泌を改善する働きがあり、食後の血糖値の上昇を抑え、満腹感を高めて食欲を抑える作用があります。

脳力を活性化させるDHA

DHAは、脳に多く含まれる「必須脂肪酸」で、脳の働きを活性化し、学習力や記憶力の向上やアルツハイマー病の予防に効果があるといわれています。

おいしい缶詰コレクション

水産缶詰は、いろいろな種類が日本中で生産されています。

かに缶

古くから生産されている缶詰です。ずわいがにのかに缶が広く流通しています。たらばがにのかに缶は、高級なかに缶として愛好されています。かに缶詰では、変色を防止する目的で、かにの身を防水性の紙で包んでいます。

さけ缶

水煮缶詰や油漬缶詰、さけの中骨をやわらかく煮付けた「さけの中骨缶詰」などがあります。

ツナ缶

まぐろやかつおを原料とした缶詰です。油漬や野菜スープ煮、水煮、味付けなど、豊富なバリエーションがあります。びんながを原料にしたものをホワイトミート、きはだやめばち、かつおを原料としたものをライトミートと呼びます。

さば缶

生産量の多い大衆青魚の缶詰。水煮やみそ煮、味付、トマト煮などがあります。

いわし缶

油漬や味付、トマト煮などがあります。

さんま缶

かば焼の人気が高く、味付、水煮などがあります。

おいしい食べ方のアレンジ

そのまま食べてもおいしい缶詰ですが、最後にひと手間かけた一品を紹介します。

  • さば缶と白菜の煮物:白菜をさば缶のタレといっしょに煮込みます。

  • ツナサンド:ツナ缶をマヨネーズと和えてパンにはさみます。

  • いわしのパスタ:油漬のいわし缶をにんにくといっしょに炒め、茹でたパスタとからめ、醤油と塩こしょうで調味します。

保存食だけでなく、健康にもいい栄養価の高い水産物の缶詰。わが家の献立に加えてみませんか?

 

参考:

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