魚・貝のレシピ
うにのアレンジレシピ 濃厚うにで作るクリーミームースの前菜
春から夏にかけて旬を迎えるウニ。ぽってりあま~い磯の香りが魅力。そのまま食べてもおいしくいただけますが、入学、進学など、お祝いごとが多いこの時期は、ひと手間加えたうにのムースでおもてなしをしませんか? 磯の風味が香るやさしい味に、岩塩でアクセントをつけた、特別な日にふさわしい前菜をご紹介します。
濃厚うにのクリーミームース
材料(3人分)
- 生うに 20g
- 飾り用うに 3枚
- 玉ネギ(みじん切り) 1/2個
- 生クリーム 100cc
- 豆乳 100cc
- 岩塩 少々
- コショウ 少々
- 粉ゼラチン 5g
- チャービル 適宜
作り方
1,フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、みじん切りにした玉ネギをしんなりするまで炒める。
2,1.のフライパンの火を止め、生クリーム、豆乳、岩塩、うにを加え、よく混ぜる。
3,2.を鍋に移し、粉ゼラチンを加える。ごくごく弱火で粉ゼラチンを溶かす。
4,3.を器に入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
5,うにとチャービルを飾ってでき上がり。
今回の料理のポイント
和の食材に合わせて今回使用したのは「豆乳」。大豆の風味が感じられる無調整のものがおすすめです。磯の香りを引き立たせてくれますよ。また、生クリームをプラスすることでコクとクリーミーさが生まれます。なめらかな口当たりがお好みの方は、ムースに入れるうにと炒めた玉ネギを裏ごししてもOK。その場合、うにのかさが減るので、分量を20gほど足してくださいね。
磯香るやさしいおいしさ うにづくし前菜でおもてなし
口の中に入れた途端、磯の香りと甘さが広がるうに。日本ではそのまま食べることが一般的ですが、欧米ではサラダやソース、パスタなどにも使われています。料理にアレンジする場合は、うにの風味を消さない食材との組み合わせが重要。今回ご紹介したムースは、豆乳を使用して、うにのおいしさを引き立てました。和食、洋食、どちらにも合うちょっと贅沢な前菜は、おもてなしにもぴったりです。バゲットを添えればおしゃれなタパス料理に。和食でいただく場合は、生うにをそのまま添えた、うにづくし料理がおすすめ。
初夏の訪れを告げるうにの味わいを、いろいろな料理で味わってみてはいかが?
今回使用した生うにはこちら
文&写真:ねこ りょうこ
ライター&フードスタイリスト。雑誌編集を経てフリーランスに。食を中心にライフスタイル提案の記事を中心に執筆。モットーは『食べることは生きること』。今日もおいしい食材を求め、日本全国を取材活動中。