牡蠣たっぷりのハンバーグ

牡蠣たっぷりのハンバーグ

牡蠣たっぷりのハンバーグ

とっても美味しくて便利な冷凍牡蠣を使って、ちょっと珍しい牡蠣入りハンバーグを作ってみてはいかがですか?いつものハンバーグに、牡蠣のうま味やコクがプラスされて、美味しさがパワーアップ。ハンバーグの中に牡蠣を加えることで、ふっくらとした牡蠣とお肉の肉汁が、切ったときにジュワーッと出てきます。夕食に出せば、珍しい料理に食卓で歓声が上がること間違いなし!もちろんソースにも美味しい牡蠣のうま味がいっぱい。便利な冷凍牡蠣を使えば、簡単にお店以上の美味しいハンバーグが出来上がりますよ。 

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所要時間約35分※下準備を除く (4人分)

【材料】

・牡蠣(冷凍) 16~18粒

・豚ひき肉(粗びき)、牛ひき肉(粗びき) 各200g

[A]

・油 大さじ1/2

・玉ねぎ(みじん切り) 1個分

・にんにく(みじん切り) 2かけ分

[B]

・パン粉 1cup

・卵(溶いておく) 2個分

・豆乳 30cc

[C]

・塩 小さじ2/3強

・ナツメグ 少々

・こしょう 少々

[ソース]

・トマトケチャップ 100cc

・中濃ソース 70cc

・清酒 30cc

・バター 大さじ2

・醤油 小さじ2

・砂糖 小さじ2

・水 50cc

[付け合わせの野菜]

・セリやクレソン、ルッコラなど ※お好みで用意しておく。

・トマトやラディッシュ、レタスなど ※お好みで用意しておく。

[その他]

・油 適量

・清酒 50cc~

・好みで生クリーム 適量

《下準備》

・あらかじめ表示通りに野菜などは用意しておく。

・[A]を耐熱容器に入れ混ぜ合わせ、ラップをする。レンジ600wで2分半~3分加熱し冷ましておく。

・牡蠣は半解凍し、水気をしっかりとキッチンペーパーなどでふいておく。

・[B]は小さめのボウルであらかじめ混ぜ合わせておき、なじませておく。

・豚ひき肉と牛ひき肉は、あらかじめ大きなボウルで合わせておく。

・[付け合わせの野菜]は、好みのものを用意して皿に盛り付けておく。

《作り方》

2.jpg1,あらかじめ合わせておいたひき肉の入ったボウルに[A]を加えてよくこねる。《ポイント》牡蠣を後から加えるので、まずしっかりと野菜などとひき肉を混ぜ合わせる。

 3.jpg2,1に[B]と[C]も加え、粘りが出るまでよくこねる。そして4等分にする。《ポイント》握りつぶすようにハンバーグの肉ダネをこねることで粘りが出てくる。大きさは好みで整えるとよい。

 4.jpg3,4等分した2の肉ダネに牡蠣を2~3個埋めて、ハンバーグ型に整える。空気抜きはしっかりと行う。残りの牡蠣はトッピング用にソテーするので取っておく。《ポイント》牡蠣が水っぽいとハンバーグの肉ダネとつながりにくいので、牡蠣は半解凍の状態で中に入れるとよい。それでもつながりにくい場合は、牡蠣の表面に小麦粉を薄く振ってからハンバーグの中に入れるとよい。

 5.jpg4,フライパンに油を少々熱し、トッピング用にとっておいた牡蠣をソテーする。両面こんがりと焼けたら取り出しておく。《ポイント》牡蠣から出てきた白い汁はうま味の元なので、[ソース]を作るときに加えること。

 6.jpg5,フライパンに油を少々入れ強火で熱し、3のハンバーグを並べて両面こんがりと焼いていく。裏側もこんがりと焼けたら清酒50ccを回しかけ蓋をして蒸し焼きにし、中まで火を通す。《ポイント》蒸し焼きの時間は、目安として中弱火で15分程度。焼きあがったらハンバーグの中心に竹串を刺し、澄んだ肉汁が出てきたらよい。赤い肉汁が出てくる場合は、もう少し加熱する。

7.jpg6,5が焼けたら、用意しておいた皿にそれぞれ盛り付ける。そしてトッピング用の牡蠣も一緒にのせておく。

8.jpg7,6のフライパンに[ソース]の材料をすべて入れ、4の牡蠣の白い汁も加え強火で煮詰める。[ソース]が煮詰まってきたら、6のハンバーグにかけて完成。お好みで生クリームをかけるとなおおいしい。《ポイント》木べらなどでしっかりと混ぜる。フライパンの底にこびりついたうま味をソースに移すことで、深みある美味しいソースに仕上がる。

《今回のレシピのポイント》

・牡蠣をそのままハンバーグの肉ダネに加えることで、ふっくらした牡蠣のうま味が味わえます。

・ハンバーグの肉汁の中に、牡蠣ならではの濃厚なうま味が出てくるので、牡蠣をつぶさないようにハンバーグの中に加えましょう。

・ひき肉は粗びきを使っていますが、なければ一般的に売っているひき肉でもよいでしょう。粗びきの場合だと、肉質が分かりやすく食感が変わります。

・牡蠣をソテーして出てきた汁は、必ず[ソース]に加えてください。牡蠣の香りとうま味がソースと響き合い、大変おいしく仕上がります。

・牡蠣は半解凍で扱うほうが調理しやすいですが、ハンバーグの肉ダネに入れにくい場合は、牡蠣の表面に小麦粉をうっすらまぶすことで接着しやすくなります。

食で幸を ~SMILE HAPPY FOOD~

越前かに問屋ますよね 店長 橘高 友樹

【profile】料理研究家 指宿さゆり

海外でおもてなし料理を学び、現在、夫である指宿慎一郎とともに企業向けのレシピ制作、各種コンテンツ制作・編集サービス、販促イベント企画、研修サービスなどを展開中。料理代行サービスのレシピ監修や料理教室「菜々食cookingclass」を主催。料理講師やケータリングプランナーとしても活躍中。

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