
魚・貝のレシピ
魚の香りと素材の旨味が抜群!炊飯器で冷凍切り身の炊き込みご飯
炊き込みご飯に使うのは、何かと便利な冷凍の赤魚。冷凍の切り身は売っていますが、どうやって料理に活用するのか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は冷凍の魚を使って絶品の炊き込みご飯を作りました。冷凍の切り身は冷凍庫で保存できるので、夕食のメニューに困ったとき、急な来客やおもてなしなどにも重宝します。多めに作っておけば、おにぎりにしたり、焼きおにぎりしたり、お茶漬けにアレンジしたりすることもできます。魚の風味と野菜の旨味がよく合い、何杯でもおかわりできる美味しさです。ぜひ試してみてください。
所要時間約40~45分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)
【材料】
冷凍赤魚(切り身) 2枚分
[下味]
清酒 小さじ1~2
薄口醤油 小さじ1/3~1/2
塩 少々
生姜汁 少々
[具材]
ゴボウ(ささがき) 小1/2本分
ニンジン(細切り) 小1/4本分
大根(細切り) 1.5㎝分
油揚げ(細切り) 小1袋分
キノコ(食べよく切る) 少々
干し椎茸 少々
米(洗米後、20~30分ザルあげ) 2合分
[A]
昆布茶 小さじ1/6
清酒 小さじ1強
醤油 小さじ1
味醂 少々
生姜汁 少々
水(炊飯器の目盛りに合わせる) 適量
[甘炒り卵]
卵(溶きほぐす) 2個
キビ砂糖 小さじ1.5~2
清酒 小さじ1.5~2
味醂 小さじ1.5~2
塩 ひとつまみ
昆布粉末 少々
[その他]
三つ葉(刻んだもの) 少々
ミョウガ(小口切り) 適量
海苔 適量
青海苔 適量
胡麻 適量
《下準備》
・冷凍赤魚は[下味]をまぶしておく。
・[具材]の用意をする。ゴボウは皮をこそぎ、ささがきにし、酢水でアクを抜く。使う前に水気は切っておく。
・ニンジンは皮をむいて細切りにしておく。
・大根は皮をむいて1.5㎝分を細切りにしておく。
・油揚げは油抜きし、細切りにしておく。
・キノコは軸を切り、食べよく切っておく。
・干し椎茸は水で戻しておき、戻し汁は使う。
・米は炊く30分前に洗米し、20~30分ほどザルにあげておく。
・[A]は炊飯器に入れやすいように合わせて用意しておく。
・[甘炒り卵]は卵を割って溶きほぐし、調味料を混ぜ、鍋で炒りつける。
・[その他]の材料は好みに合わせて用意する。
《作り方》
1、下味をつけておいた魚の汁気をしっかりと切る。
《ポイント》
魚に下味をつけることで、仕上がりが一段とよくなる。
2、炊飯器に米、[A]を加え入れ、[具材]をのせる。
《ポイント》
調味料は好みに合わせて増減する。具材は好きなものを増やしてもよい。
3、2に1の魚をのせて炊く。
《ポイント》
炊き上がったら魚をいったん取り除くので、一番上にのせる。
4、炊き上がったらご飯をほぐす。
《ポイント》
ご飯をほぐすことで、水分が均一になる。ほぐしておくとご飯がベチャっとならない。
5、魚を取り出し、骨があれば取り除く。
《ポイント》
骨がない場合、そのままでよい。骨があれば丁寧に取り除いておく。
6、甘炒り卵を加えて混ぜる。器に盛り付け、好みで[その他]を盛り付けたら完成。
《ポイント》
甘炒り卵は盛り付ける際に混ぜるか、食べる直前にのせてもよい。味を見て香り醤油をまわしかけてもよく合う。
《炊き込みご飯で焼きおにぎり》
炊き込みご飯は多めに作っておき、おにぎりにするのもおすすめです。おにぎりにしたら、表面に醤油を塗って焼くだけで、焼きおにぎりの出来上がりです。焼き海苔を炙って巻いてもよく合います。
《炊き込みご飯で焼きおにぎり、お茶漬けアレンジ》
焼きおにぎりを作っておき、お茶碗に焼きおにぎりを入れ、お茶漬けにします。夏場は氷を入れ、冷たい緑茶を注げば、美味しい冷やし茶漬けになります。
《今回のレシピのポイント》
・冷凍の切り身を使ったレシピを覚えておくと重宝します。
・魚の風味が美味しいレシピです。