魚・貝のレシピ
本格カレーにチャレンジ!エビのトマトクリームカレー
「エビを使った料理にチャレンジしたい」「手作りで美味しいカレーを作りたい」それならエビのトマトクリームカレーを作ってみませんか。シンプルになりがちなカレーですが、バターやクリームを加え、エビを使うと深みのある味わいに仕上がります。エビの殻を出汁に使うのが美味しく作るポイントです。ご飯は白ご飯ではなく、甘長唐辛子のバターライスにしました。見た目もオシャレになりますよね。具材のエビはプリプリで、クリーミーなルーとの組み合わせがたまりません。あまり長時間、煮込む必要がないので、時間が無いときにもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
所要時間約20分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)
【材料】
エビ(殻付き) 4~5匹
[A]
エビの殻 適量
水 150cc
[B]
玉ねぎ(すりおろし) 小1個
ニンニク(すりおろし) 1かけ分
ショウガ(すりおろし) 1かけ分
カレー粉 大さじ2
生クリーム 100cc
発酵バター 25g~
トマトの水煮缶 200g
塩 小さじ1
キビ砂糖 大さじ1/2
[甘長唐辛子のバターライス]
ご飯 360g
発酵バター 大さじ1.5
甘長唐辛子(カットしておく) 適量
《下準備》
・エビは流水で洗ってから殻を剥いておく。
・玉ねぎは皮をむき、すりおろしておく。
・ニンニクは薄皮を取り、芯があれば取り除いてすりおろしておく。
・ショウガはすりおろしておく。
《作り方》
1、エビを下処理し、[A]を小さめの鍋に入れて出汁を取る。
《ポイント》
エビは尾を残して殻をむき、背に切り込みを入れて背ワタを取っておく。むいた殻は出汁に使うため、小さめの鍋に入れておく。殻を出汁に使うことで、奥深い味に仕上がる。
2、エビの出汁ができたら、冷ましてこしておく。
《ポイント》
キッチンペーパーなどを使って出汁をこしておくとよい。
3、背開きしたエビは塩水で洗い、キッチンペーパーなどで水気をふき取っておく。
《ポイント》
エビの水気はしっかりとふき取っておく。
4、3のエビをフライパンに入れ、塩、カレー粉をまぶす。
《ポイント》
ルーの辛さはお好みで調節するとよい。エビに下味をつけておくことで、さらに美味しくなる。また、カレー粉は煮込んでいる状態で加えることが多いが、ここではスパイスの香りを引き立たたせるため、このタイミングで加えている。
5、4に玉ねぎのすりおろし、ニンニクのすりおろし、ショウガのすりおろしを加えて混ぜる。
《ポイント》
用意する玉ねぎ、ニンニク、ショウガは分量通りに用意し、好みによって増減するとよい。
6、5に2で用意しておいたエビのガラだしを加えて混ぜる。
《ポイント》
エビのガラだしをこしておき、加えやすいように準備しておくと調理が捗る。
7、6に発酵バター、トマトの水煮缶を加えて火にかける。
《ポイント》
カレーはエビに火が通れば十分で、煮込み過ぎない程度で食べることができる。ソースは好みの加減になればよい。
8、7に生クリームを加えて混ぜ、味をみて足りなければ塩で調味する。
《ポイント》
生クリームは入れなくてもかまわないが、カレーの辛みを抑えたい場合は生クリームを加えることでマイルドになる。生クリームではなく、豆乳クリームでもかまわない。生クリームを加えたら火を入れすぎないように注意すること。
9、フライパンにバターを入れ、ご飯と甘長唐辛子を加えて炒める。
《ポイント》
甘長唐辛子はヘタを切り落とし、種ごとカットする。甘長唐辛子は事前に甘長唐辛子に少し火が入る程度でよい。
10、器にご飯を盛り付け、カレーのルーを添えたら完成。
《ポイント》
ご飯を盛り付ける際、型抜きには小さめの器を使うとキレイになる。好みでブラックペッパーをふってもよい。
《今回のレシピのポイント》
・エビの出汁を使うことで、エビの風味を楽しむことができます。
・野菜の甘みや酸味を生クリームでマイルドに仕上げました。
・煮込む時間は短いですが、濃厚で美味しいカレーのレシピです。