辛子明太子のおいしい洋風レシピ

辛子明太子のおいしい洋風レシピ

「炊きたてのご飯の上に辛子明太子」は、おいしい辛子明太子の食べ方のひとつです。和食にぴったりの辛子明太子ですが、実は洋食にアレンジしてもとってもおいしい食材なのです。今回は、辛子明太子のおいしいアレンジ料理をご紹介します。

辛子明太子のルーツは「海を渡って来た」

「辛子明太子」は、スケトウダラの卵巣に唐辛子を主原料とする調味液等で味付けしたものです。スケトウダラの卵巣を塩漬けしたものは「たらこ」と呼ばれます。

スケトウダラの食文化は、17世紀頃の朝鮮半島で広まったといわれています。スケトウダラは朝鮮語で「明太魚(ミョンテ)」といい、赤唐辛子やニンニクで味付けされていました。日本に輸入された時、スケトウダラの子が「明太子(めんたい)」と呼ばれるようになり、現代では「辛子明太子=明太子」として広がっています。

辛子明太子を使った洋風のアレンジ

アツアツのご飯に辛子明太子をのせる。おにぎりの具にする。辛子明太子を軽く火で炙ってお茶漬けにする。ご飯との相性抜群の辛子明太子ですが、パスタやサラダなど、洋食の材料にも最適です。

辛子明太子パスタ

和風パスタの定番。バターの風味と辛子明太子の辛味は、パスタソースにぴったり! 

材料(2人前)

  • スパゲティ…200g
  • 辛子明太子…1腹分(2本分/約80g目安)
  • バター…大さじ2
  • 麺つゆ…大さじ1
  • 刻み海苔…適量

つくり方

  1. ボールに皮をとった辛子明太子とバター、麺つゆを入れて混ぜ合わせます。
  2. スパゲティをゆでます。
  3. ゆで上ったスパゲティを(1)に入れて混ぜ合わせます。スパゲティがパサつくなら、ゆで汁を残しておいて(1)に入れて調節します。
  4. 器に(3)を盛りつけ、刻み海苔をのせます。

ギリシャの伝統料理「タラモサラダ」

塩漬けの魚卵とマッシュポテト、オリーブオイル、レモン果汁などで調味されたギリシャの伝統サラダです。そのままサラダとして食べたり、パンやクラッカーのディップにしてもおいしい一品です。

材料(4人前)

  • じゃがいも…200g
  • 辛子明太子…1腹分(2本分/約80g目安)
  • 牛乳…大さじ2
  • オリーブオイル…大さじ1
  • レモン果汁…小さじ1
  • 塩こしょう…適量

つくり方

  1. ゆでたじゃがいもを熱いうちにつぶし、牛乳とオリーブオイル、レモン果汁を混ぜ合わせます。
  2. 辛子明太子の皮をとり除きます。
  3. 粗熱をとった(1)に(2)の辛子明太子とを混ぜ合わせて、塩こしょうで味を整えます。

辛子明太子トースト

材料(トースト2枚分)

  • 辛子明太子…1/4腹分(1/2本分/約20g目安)
  • バター…大さじ1
  • 食パン…2枚

つくり方

  1. バターと皮をとった辛子明太子を混ぜ合わせます。
  2. 食パンを軽くトーストし、(1)の辛子明太子バターを塗り、再度トーストします。

レパートリーが広がる辛子明太子の世界

辛子明太子は、バターやオリーブオイルを使ったソースや、パンやスパゲティ、穀類などとの相性が良いです。皮をとった料理方法が多いので、お徳用の切れ子やばら子などにぴったりです。


参考:

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