魚・貝のレシピ
フレンチをご自宅で!スズキのポワレ-椎茸と柚子のバターソース-
「スズキを使った料理を作りたい」「おもてなしのためにおしゃれな料理が作りたい」それならフレンチの定番でもあるスズキのポワレを作ってみてはいかがでしょうか。ポワレと言えば、フレンチレストランで注文したことがあるという方も多いのではないでしょうか。フォン(出汁)を使って蒸し焼きにする調理方法がポワレの特徴です。美味しいポワレにするためには魚の皮の焼き加減が大切。皮がカリッとなるように焼いてみてください。皮がフライパンに張り付いてしまい、失敗しないように気をつけましょう。最初は難しいと感じるかもしれませんが、何度か続けているうちにコツをつかめるはず。今回は椎茸と柚子を中心にしたバターソースにしました。フレンチレストランのような料理をご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。
所要時間約20~25分※下準備を除く (2~3人分) (作りやすい分量)
【材料】
スズキ(切り身) 2切れ分
小麦粉 適量
[下味]
塩 少々
胡椒 少々
白ワイン 少々
アスパラ(茹でたものを斜め切り) 2~3本
[椎茸と柚子のバターソース]
椎茸(小さめのもの) 6~8枚分
発酵バター 大さじ2
白ワイン 120cc
柚子の果汁 大さじ1~2
きび砂糖 大さじ1.5~2
薄口醤油 大さじ1
ゆずの皮(すりおろし) 少々
[その他]
オリーブ油 適量
ハーブ 少々
塩 適量
胡椒 適量
粗挽き胡椒 適量
《下準備》
・スズキは塩水を入れたボウルで洗ってからキッチンペーパーなどで水気をしっかりと拭き取っておく。
・スズキに下味の塩をふり、胡椒をまんべんなくふり、白ワインを全体に少々ふっておく。
・椎茸は石づきを取り、汚れを拭いてから手で食べよくちぎっておく。
・柚子は皮が綺麗であれば、グレーターなどで表面だけすりおろしておく。
・[椎茸と柚子のバターソース]の材料は合わせておく。
※椎茸、バター、白ワイン、野菜コンソメは別にしておく。
・アスパラは洗ってから根を落とし、斜め切りにしておく。
《作り方》
1、あらかじめ用意しておいたスズキの皮に左右から切り込みを交互に入れる。茶こしなどで小麦粉を薄くまんべんなくまぶす。
《ポイント》
スズキの切れ目は見本の写真を参考にして切るとよい。切れ目が雑になると見た目が悪くなってしまうので、仕上がりをイメージしながら切り込みを入れるようにすること。
2、[椎茸と柚子のバターソース]を作る。フライパンを中火で熱し、バターを加え入れ、バターが溶けてきたら、あらかじめ手でちぎっておいた椎茸を入れ、野菜コンソメの素をふり入れて炒める。
《ポイント》
バターを中火で熱する際、火加減に注意すること。野菜コンソメは全体にふり入れるようにする。
3、2に白ワインを加え入れ、アルコール分を飛ばし、残りの調味料の柚子果汁、きび砂糖、薄口醤油、柚子の皮のすりおろしを加える。
《ポイント》
味を見て足りなければ塩胡椒で調味する。
4、フライパンにオリーブ油を多めに加え入れ、中火で熱する。1のスズキを皮目から入れ、身にしっかりと火が入るまで焼き付けていく。
《ポイント》
スズキの皮にしっかりと焼き目が付いたら、上下をひっくり返し、1分ほど焼く。火を止め、余熱で火を入れること。しっかりとスズキに火を入れるため、焦らずに焼くとよい。
5、お皿に3の[椎茸と柚子のバターソース]をしき、あらかじめ用意しておいたアスパラガスを盛り付け、スズキをのせる。仕上げに粗挽き胡椒をふり、好みでハーブを添えたら完成。
《ポイント》
ハーブは好みのものを用意するとよい。
《今回のレシピのポイント》
・フレンチ料理の定番であるポワレのレシピです。
・レストランで食べるような料理を自宅でも味わうことができます。
・おもてなし料理やパーティー料理、誕生日やお祝い事などにもおすすめの一品です。
・そのまま食べてもいいですし、白ワインとのマリアージュを楽しんでみても。