思わずツボにハマる!タコのおいしさ。旨味が活きた2つの夏バテ解消レシピ

「タコ」は、タコ焼きやお刺身、おでんの具、酢のものなど、日本人の食卓に欠かせない食材のひとつです。とてもおいしいタコですが、世界的にタコを食べる食習慣は、日本と東南アジア、イタリアやスペイン、ギリシャなどの地中海沿岸の国々に限られているようです。

日本海・オホーツク海に生息する「水ダコ」や、太平洋側でとれる「柳ダコ」など、北海道のタコは日本一の漁獲量を誇っています。地元の北海道では、新鮮なタコを使った「タコザンギ」が人気です。今回は、タコを使った「思わずツボにハマる」タコのおいしい食べ方を紹介します。

タコは、夏バテにもぴったり!

田植えに適している「半夏生(半夏至)」のころ、関西地方ではタコを食べる習慣があります。「稲がタコの吸盤のように大地にはりつき、豊かに実りますように」という願いと、夏バテしない体力と精力をつける意味があります。

タコは、夏バテ防止にぴったりの栄養が豊富です。タコのうま味成分であるタウリンは、疲労回復や血中コレステロール値を下げる効果があります。ビタミンB2やビタミンB6は、糖質やタンパク質のエネルギー代謝に優れています。ほかにも不足しがちな亜鉛も豊富に含まれています。タコは、滋養強壮に効く元気食材なのです。

タコのおいしい食べ方

お刺身やタコ焼きなどもおいしいタコですが、産地ならではの郷土料理も、ぜひ試してみてください。

・タコザンギ(北海道)

「ザンギ」は、北海道の郷土料理です。もともとは鶏肉をしょう油・ニンニク・ショウガなどのタレに漬け込んで揚げる料理をいいます。現在は、鶏肉のほかに「タコザンギ」もポピュラーな食べ方として人気があります。ニンニクには、タコの豊富なビタミンB群の吸収力を高める効果があります。

<材料>

ゆでダコ(足)200g、しょう油大さじ2、酒大さじ1、ニンニク(すりおろし)小さじ1、ショウガ(すりおろし)小さじ1、かたくり粉適量、サラダ油適量、レモン(適量)

<つくり方>

  1. タコ足を3センチぐらいの一口サイズに切り、食べやすさと味がしみ込みやすいように、数カ所に切れ目をいれます。
  2. しょう油・酒・ニンニク・ショウガのタレに「1」を30分?1時間ほど漬け込みます。
  3. 「2」にかたくり粉をつけて、180℃の油でカラっと揚げます。

・タコ飯(瀬戸内海地方)

兵庫県や岡山県、広島県、香川県、愛媛県など、瀬戸内海に面した地域では「タコ飯」が親しまれています。瀬戸内海では、江戸時代からタコ漁が盛んで漁師飯として広まったといわれています。ゴボウや油揚げ、ニンジンなど、県ごとに特色がありますが、タコのうま味をいかしたシンプルな調理法を紹介します。

<材料:2人前>

ゆでタコ(足)100g、米2合、だし汁(炊飯器の2合分)、ショウガ千切り(1片)、しょう油大さじ1と2分の1杯、みりん大さじ1杯、酒大さじ2分の1杯

<つくり方>

  1. 研いだ米をザルで水を切ります。
  2. タコを一口サイズに切ります。
  3. 炊飯器に「1」の米とだし汁(目盛り分)、しょう油、みりん、酒を加え、軽く混ぜあわせます。
  4. タコとショウガをのせて炊き上げます。
  5. 炊上ったらよく混ぜあわせてから、器に盛ります。お好みで千切りの大葉や、みじん切りのアサツキなどを散らします。

アツアツの揚げ物? それともご飯? どちらを食べようか迷いますね。かみしめるほどに“じわぁ?”とうま味がひろがるタコを食べて、暑い夏を元気にお過ごしください。


参考:

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