
魚・貝の調理方法
切り身魚の冷凍方法 下味をつけておいしく保存
つい、買いすぎてしまった魚の切り身。そのまま冷凍すると風味が落ち、臭みが気になることってありますよね。そんなときは下味をつけてから冷凍することをおすすめします。しょうゆとみそベースの2種類をご紹介します。
切り身魚の冷凍方法
材料
(しょうゆベース)
- 魚の切り身(今回はサワラを使用) 2切れ
- 酒 50ml
- しょうゆ 50ml
- みりん 50ml
(みそベース)
- 魚の切り身(今回はサワラを使用) 2切れ
- 酒 大さじ2
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ1
- みそ 大さじ2
- 酒 50ml
- しょうゆ
作り方
(しょうゆベース)
- 切り身魚に塩少々(分量外)を振り、30分ほど置く。水分が出てきたらキッチンペーパーで水分を丁寧に拭き取る。
- 鍋に酒、しょうゆ、みりんを入れ、ひと煮立ちする。
- 2.の粗熱を取ってバットに入れ、魚を漬ける。
- 冷蔵庫で40分ほど置く。
- 漬け込んだ魚の水分をキッチンペーパーで拭き取る。
- ラップで1切れずつ包み、密閉袋に入れて冷凍庫で保存する。
(みそベース)
- 切り身魚に塩少々(分量外)を振り、30分ほど置く。水分が出てきたらキッチンペーパーで水分を丁寧に拭き取る。
- 鍋に酒、しょうゆ、みそ、みりんを入れ、ひと煮立ちする。
- 2.の粗熱を取ってバットに入れ、みそだれを魚に塗る。
- 冷蔵庫で40分ほど置く。
- 味噌だれをキッチンペーパーで軽く拭き取る。
- ラップで1切れずつ包み、密閉袋に入れて冷凍庫で保存する。
食費の節約にもつながる!魚の冷凍保存
魚は新鮮であれば新鮮であるほどおいしく調理ができます。でも、まとめ買いをしたいときや、特売のときに魚を買い置きしたいことってありますよね。
今回ご紹介した「下味をつけてから冷凍をする」という保存方法は、調味料で魚のうま味を閉じ込め、さらに冷凍することで下味をしっかり染み込ませることができる優れ技。食費の節約にもつながるのでぜひ覚えておきましょう。
また、少し面倒かもしれませんが、切り身魚に塩を振り、水分を出すことで魚の臭みを取ることができます。冷凍保存はただでさえ風味が落ちてしまうので、このひと手間をしっかり行いましょう。
忙しい日の時短料理にも!
下味を漬けて冷凍保存をすれば、時間がないときの食事づくりも、素早く作ることができます。冷凍のまま、グリルやフラパンで焼けば、あっという間においしい魚料理のでき上がりです。
保存期間は3~5日を目安に使いきりましょう。また、冷凍焼けを避けるためにも、ラップで包んだら密閉袋にいれるか、新聞紙で包んでから冷凍保存することをおすすめします。
越前かに問屋ますよね 店長 橘高 友樹