魚・貝の調理方法
イワシと柚子の冬のパスタ
イワシにはビタミンやカルシウムなど栄養がたっぷり。そんなイワシを食卓に取り入れてみませんか。イワシはスーパーで手に入りやすく、普段、忙しくて栄養が偏りがちな方はもちろん、育ち盛りのお子さんやご年配の方にもおすすめです。下処理が大変で魚が苦手という方でもご安心を。イワシは包丁を使わずに手開きで簡単にできます。すでに下処理がされているものや手開きされているものを選んでもよいでしょう。この機会にぜひ試してみてくださいね。
所要時間約20分※下準備を除く (2人分) (作りやすい分量)
【材料】
・イワシ(手開き) 6~8匹
(下味)塩コショウ 各適量
・パスタ 二人前
・ゆず 1/2~1個
・きのこ(みじん切り) 1/2房
・赤唐辛子(種をとってみじん切り) 1本
・小麦粉 適量
・塩コショウ 各適量
[A]
・太白ごま油 30cc
・にんにく(みじん切り) 大1かけ
[B]
・青ネギ(小口切り) 2/3束~
・白ネギ(みじん切り) 1/2本~
・ゆずの皮(すりおろしたもの) 適量
[その他]
・ミニトマト 少々
・粗びき黒コショウ 適量
《下準備》
・イワシは手開きし、水気をキッチンペーパーなどで拭きとる。
・にんにくはみじん切りにしておく。
・青ネギは小口切りにしておく。
・白ネギはみじん切りにしておく。
・きのこはみじん切りにしておく。
・ゆずの皮はすりおろしておく。
・赤唐辛子は種をとってみじん切りにしておく。
・パスタを茹でる準備をしておく。
《作り方》
1、イワシを手開きしておく。そして、水気をキッチンペーパーなどでしっかりと拭きとり、下味をつけて小麦粉をうすくはたく。
《ポイント》
水気はしっかりと拭きとることで、小麦粉が均等になる。薄くはたく際、茶こしなどを使うとよい。
2、フライパンに[A]を入れ、中火にかけてじっくりと火を入れる。焦げないように火加減に注意すること。
《ポイント》
ニンニクが糖化することで、オイルにうま味がうつる。オイルにニンニクの香りをしっかりとつけること。たっぷりとニンニクを使うとイワシの臭みをやわらげることができる。
3、2のニンニクが色付いてきたら、あらかじめみじん切りにしておいた赤唐辛子、イワシを入れる。木べらでつぶしながら炒めて、そして、みじん切りにしておいたキノコも加える。
《ポイント》
この時点で、塩を使って調味するとよい。イワシはなるべく焼き付けるように崩して炒めるのがポイント。香ばしく仕上げると美味しくなる。
4、3のフライパンにあらかじめ茹でておいたパスタを加える。ゆで汁を少し入れると混ぜやすくなる。続いてあらかじめ用意しておいた[B]を加えて混ぜる。
《ポイント》
パスタは表示よりも早めに引き上げること。アルデンテの状態でフライパンに入れると丁度良い。ゆで汁は麺の状態を見て適量加える。青ネギ、白ネギは、なるべくフレッシュな食感で楽しむため、火をとめてから加えるとよい。
5、盛り付ける直前、柚子を絞り、全体を和える。ほどよく混ざったら器に盛り付けて完成。盛り付ける際、ゆずの皮や粗びき黒こしょうを使ってもよい。
《ポイント》
柚子の香りを楽しむため、仕上がる直前に入れるのがコツ。火をとめてから加えるようにして、せっかくの酸味を飛ばさないように心掛け、種が入らないように注意すること。盛り付けに使う野菜はミニトマトなどがおすすめ。
《今回のレシピのポイント》
・イワシはリーズナブルにもかかわらず、栄養価がとっても高いのがポイントです。
・イワシは包丁を使わずに手開きできるので、扱いやすいのも特徴です。
・青ネギや白ネギ、ニンニクをたっぷりと加えることで、イワシの臭みが苦手な方でも美味しくいただくことができます。
・魚と相性の良い柑橘を取り入れることで、さっぱりとした味わいになります。