
魚・貝のはなし
夏だから!なんといっても海鮮バーベキューが最高!そろえたい道具と食材
夏の海鮮の楽しみ方で代表例といえば、家族や仲間とわいわい集まっていただく海鮮バーベキューです。海でも山でも楽しめる海鮮バーベキューですが、何からそろえればいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
今回は、バーベキューに必要な道具、そして海鮮バーベキューの簡単なレシピを紹介します。
まずは道具をそろえよう
1.コンロ、七輪
バーベキューといえば、まずはコンロが必要になります。キャンプ場によっては備え付けのところもありますが、自前のコンロを用意しておけば、火気厳禁以外の場所であればバーベキューをすぐに楽しめます。こぢんまりと楽しみたいときには、昔ながらの七輪も風情があります。
コンロや七輪はホームセンターなどの量販店で販売されていますが、焼き網や鉄板もセットになっているものが多いようです。金網には酢や油を塗ってから使用すると、海鮮がくっつきにくくなりますので、事前準備を忘れずに! またコンロの火は、寒くなって来たときには焚き火の役割も果たします。
2.炭
コンロと一緒に使う燃料は炭です。薪は火持ちが悪いので避けて、安定した高温が長持ちする炭を使いましょう。普通の木炭でも十分ですが、備長炭を使えばよりおいしい焼き上がりになります。小さいダンボールに入っていますので、お手ごろ価格で購入できます。
3.着火剤
炭に火をつけるためには、着火剤のような豪快に火がつくアイテムが必需品です。新聞紙などの紙類は灰が飛ぶので避けましょう。途中で火が弱くなったときに、追加して使用してもOKです。着火する際には、チャッカマンのような火元から手が離れる道具があると、やけどの心配もありません。
4.バーベキュートング
火のついた木炭は高温になるので、素手では触ることはできません。そこで必要になるのがバーベキュートングです。金属でできているものが多いので、念のため軍手をはめてから使用したほうが、やけど防止になります。
5.うちわ
そして忘れがちなのが、火をつけてから風を送り込むという作業です。空気を火元に送り込むことで、火の回りを早くできます。もちろん、口で吹いても良いのですがすぐに疲れてしまうので、うちわでコンロの下の空気穴から空気を送りましょう。
6.ハイテクアイテム
最近は、うちわの代わりに送風機を、着火剤の代わりに火起こし機を使う人も増えています。時間の短縮にもなりますが、のんびりした時間を過ごしたい人は、伝統的なアナログなやり方も楽しいものです。あつあつの焼き野菜に、バターじょう油風味のホタテがよく合います。
バーベキューはシンプルイズベスト
火がおきたら、海鮮を焼いていきましょう。せっかくのバーベキューですから、豪快に素材のうま味を堪能したいものです。ここでは魚介類の種類別に簡単なレシピを紹介します。
・魚
サケ、サンマ、ブリ、シシャモなどが定番の魚です。そのまま焼いてもいいですし、ホイルに包みバターを入れて蒸し焼きにしてもおいしくいただけます。特にサケは、野菜やキノコ類とも相性がいいので、みそと一緒にホイルで焼くと風味も増します。
・エビ、カニ
殻のまま焼くと香ばしくておいしいですが、焦げやすいので焼きすぎに注意しましょう。エビは薄くカットしたレモンやバジルなどの香草と一緒に焼くのもおすすめです。
・イカ
カットされているイカは、塩・こしょうやたれで味をつけて焼きましょう。丸焼きの場合は、はらわたと軟骨を抜くのを忘れずに。
・ホタテ、カキ
ホタテ・カキを代表とする貝類は、殻つきなら醤油とバター、お好みで酒を少し垂らして焼くとおいしいです。醤油や酒が沸騰したら食べ頃です。アサリなどの小さい貝は、鉄板を使ってバター炒めなども楽しめます。
安全確認をしっかりして楽しみましょう
海鮮バーベキューは大勢で楽しめますが、火を使うので、火の元には十分注意して行いましょう。また車に乗る場合、飲酒は厳禁です。ルールを守って、海鮮のうま味を楽しみましょう!
参考: